リフォームのポイント

【ポイント1】現地調査時間はどのくらい?

きちんとした提案をしてくれるかどうか見極める一つの手段として、現地調査の時間をチェックすると良いでしょう。
もしも調査が5分10分で終わってしまうようでは要注意かもしれません。
現地調査は、お客様のご依頼を形にする過程での一番大切な点検作業。人間でいうお医者さんの診断と同じです。
住まいの状態を的確に把握することが、適切な工事に繋がります。

依頼箇所の場所や規模にもよりますが、一般的に30分~90分が点検時間の目安と言われています。

また、点検後は屋根や床下などお客様の目に触れない部分であっても、きちんと写真をとって状況を説明してくれる業者が望ましいでしょう。

【ポイント2】担当はどんな人?

担当者や会社の姿勢もきちんとチェックしましょう。
身だしなみ・挨拶・礼儀など細かい部分はもちろん、工事内容や見積り書の説明が丁寧かどうかも重要な判断ポイントです。

丁寧な施工をしてくれる職人は、そういった細かい部分もきっちりしていることが多い傾向にあります。
お客様に対する配慮は、施工に対する姿勢や仕上がりに直結すると考えて良いでしょう。

【ポイント3】○○一式の見積書表示は危険?

例えば「外壁塗装 一式○○円」といった見積書は危険が多いです。
まず、どんな箇所がどんな材料でどのように施工されるのか不明瞭といった問題が生じます。
そのため“一式”だと何の工事が含まれていて、何の工事が含まれていないのかわからないため、トラブルに繋がる恐れがあります。

例外的に数量が少ない、または表しづらい見積り項目に関しては、当社も一式表記を使用することがありますが、内容の透明性を保つため、最大で5万円以下までという取り決めが有ります。

内訳をしっかりと分かり易く明記し、丁寧に説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。

【ポイント4】見積書を坪数で算出するのは正確?

チラシでよく目にする“坪パック○○円!”
こういった表記には注意が必要です。

例えば塗装でも張替え工事でも、坪数ではなく施工部分の面積(㎡)で見積もりは変動します。
また使用する材料、足場面積、職人の人件費などの費用も施工面積によって比例していくものです。
坪パックは、そういった見積もりと必ずズレが生じるため正確な見積もり金額とはいえません。
あくまでも概算金額の参考程度にしておくのが良いでしょう。

【ポイント5】実績はどのくらいある?

業歴が長くても施工実績が少なければ、何の意味もありません。
実際に施工をどのくらい任せてもらっているのかも、良い業者を選ぶ際の判断基準となります。

「施工実績を教えてください」と尋ねた際に、写真を見せながら丁寧に紹介してくれるところが望ましいでしょう。
またHPなどで施工実績を紹介している業者も信頼度が高いといえます。

【ポイント6】お客様の口コミはある?

「お客様の声をまとめたものはありますか?」の一言でその業者がお客様のことを大切に思っているかどうかがわかります。
今やスーパーやレストランでもアンケート用紙があるこのご時勢。工務店でもアンケートを行っているところは少なくありません。

アンケートは、お客様の生のお声を受け取って今後に活かしていきたいとう目的で実施されるもの。
口コミがある工務店は、意識が高く丁寧な施工をしてくれる傾向にあります。
ぜひチェックしてみてください。

【ポイント7】保証書は発行してくれる?

リフォームは決して小さな金額ではありません。
保証の有無は、施工後の『安心』にかかわってくる部分。
保証書があるか、無いかはしっかりと確認しておきましょう。

また、アフターフォローについても質問しておくと良いでしょう。
何かトラブルが生じた際にすぐに駆けつけてくれるように、近場の工務店を選ぶと安心です。