こんにちは、加藤工務店です。
早いもので先日は九州地方で梅雨入りのニュースを目にしました。ともすると関東地方もそう遠くないうちに梅雨入りとなるのではないでしょうか。
この季節は温度・湿気も高くなるのでカビや腐食など、水回りなどにも影響が出やすい季節。そこで今回は「水回りをチェックして快適で安全な生活を」と題してお届けしていきたいと思います。
梅雨の時期に備えて水回りをチェック!
梅雨の時期の水回りは、特に湿気がこもりやすく、カビや腐食が進行しやすい時期です。
換気性を高めたり、防カビ対策を強化したりして快適な空間を心がけるとともに、設備に劣化がないかをチェックしていきましょう。
小さな問題を積み重ねて生活のQOLが低下しないように、次の項目でそれぞれの水回りエリアのチェックポイントをご紹介していきます。
キッチンのチェックポイント
□シンク下のパイプはぐらついていないか、腐食がみられないか、水漏れはないか
□キャビネットの木材が湿気で膨張したり、カビが生えていたりしていないか
□ガスコンロや換気扇は正常に作動するか、汚れがたまっていないか
□水栓はきちんと水を止水できているか、水の出る勢いが変化していないか
トイレのチェックポイント
□タンク内の部品が劣化していないか(パッキン耐用年数は7~10年程度)
□水を流すレバーはスムーズに作動するか
□便座やシャワートイレ、便器にひび割れやざらつき、汚れが溜まっていないか
□シャワートイレのフィルターや、換気扇にホコリが溜まっていないか
浴室のチェックポイント
□カビや汚れがないか
□シャワーヘッドは詰まりや汚れていないか
□水栓はきちんと水を止水できているか、水の出る勢いが変化していないか
□床や壁にひび割れはないか
□給湯器はスムーズに作動するか(耐用年数は10年)
給湯器の交換サイン
・お湯の温度が安定しない
・異臭や異音がする
・エラーコードが表示される
・お風呂の温度がぬるい
・追い炊きができない
などが挙げられます。
特に、浴室のタイルのひび割れ、キッチンパイプの不具合が進行すると湿気が壁の内側に侵入して建物自体に影響が出ることもあるのでご注意を。
定期点検やメンテナンスを行うことで、早期にトラブルを発見することができるます。毎日の生活の中で、「前より何か違うな」と違和感を覚えた場合はリフォームのサインかもしれません。小さな不具合をチェックすることで、大きなトラブルを防ぐことができるので、ぜひ点検してみてくださいね。
水回りリフォームにはこんなメリットも!
最近の水回りの設備の進化には目覚ましいものがあります。きれいで気持ちいいだけではない水回りリフォームの他のメリットもちょっと紹介しますね。
キッチン編
キッチンは毎日の食に関わる重要な場所。リフォームをすることで食の衛生面でも安心な環境になり、また最新の設備にリフォームすることで明るく洗練されたデザインの設備で毎日の料理もテンションが上がります。食洗器、自動水栓、お手入れのしやすい設備などなど、料理や片づけの効率が上がり、快適な食生活が期待できます。
トイレ編
古い形式のトイレは水の使用量が多く、節水効果も低いことが一般的。新しいトイレに交換すると節水効果が高まり、水道料金も節約できます。また、消臭機能や汚れのつきにくい設備、自動洗浄機能や殺菌機能のある便器なども登場していて、衛生面でも安心。お掃除もぐっと楽になります。
浴室編
常に湿気にさらされている浴室は、カビが発生しやすい場所。カビは見た目も嫌ですが、健康面への影響や、さらなる設備の破損にもつながるおそれがあります。最近のお風呂は水はけがよく、冬に素足で歩いても冷たさを感じにくい床、魔法瓶のようにお湯の保温効果がある湯舟、ヒートショックを防ぐための温度調節機能など、衛生面、健康面などでも安心の機能が付いた機能が続々と登場しています。
梅雨の季節も爽やかで快適に過ごせる水回りのために、まずはぜひおうちの中の水回りのチェックをしてみてくださいね♪