ウォールドアで理想の間取りに!設置のメリット・費用・選び方まとめ
こんにちは、加藤工務店です。
8月の暑さが続くこの時期、室内での過ごし方や空間の使い方を見直したくなる方も多いのではないでしょうか。
お子さまの夏休みで家族が集まる時間が増えたり、在宅ワークや趣味のスペースが必要になったりと、暮らしのスタイルは季節や生活環境によって変化します。今回は、そんな日常に合わせて空間を自由にアレンジできる「ウォールドア」について、特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントをご紹介します。
ウォールドアとは?暮らしを変える可動式の壁
ウォールドアは「可動間仕切り」とも呼ばれ、室内空間を仕切ったり、一体化させたりできる可動式の壁です。レールやヒンジで簡単に開閉でき、固定された壁のようにも使えますし、開放すれば広い空間が生まれます。
広いリビングを家族で過ごす時はオープンに、来客時や子どもの学習時間にはサッと仕切って個室感を出すなど、シーンに応じた使い分けが可能。寝室や子ども部屋、パントリーや趣味スペースなど、用途はさまざまです。インテリア性の高いデザインも多く、住まいの雰囲気づくりにも役立ちます。
ウォールドアのメリットとデメリット
メリット
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・空間の有効活用:必要に応じて仕切ったり広げたりでき、限られたスペースを最大限に活かせます。
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・ライフスタイルに合わせたレイアウト変更:家族構成や生活スタイルの変化に柔軟に対応。
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・おしゃれな空間演出:木製なら温かみ、ガラス入りなら明るさを保ちつつ仕切れます。
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・プライバシー確保:急な来客や仕事中でもサッと仕切れます。
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・防音・断熱効果:一部の商品は音や熱を遮る機能付きで快適性アップ。
デメリット
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・費用がかかる:設置相場は約25万円。壁の撤去を伴う場合は50万円前後になることも。
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・設置場所の制約:構造や間取りによっては希望通りの位置に設置できない場合があります。
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・メンテナンスが必要:可動部の点検や清掃は定期的に行う必要あり。
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・経年劣化:長年の使用で動きが悪くなったり部品交換が必要になる場合があります。
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価格と工期の目安
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ウォールドアの価格は、本体価格+施工費で構成されます。
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本体価格:素材やデザイン、機能によって幅がありますが、おおよそ10万円〜20万円台が多め。
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施工費:既存の壁や床の状態によりますが、10万円以上が一般的。
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総額の目安:シンプルな新設工事で約25万円前後、間仕切り壁を撤去して設置する場合は50万円以上になることもあります。
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工期の目安
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新設の場合:半日〜1日
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壁撤去を伴う場合:2日〜3日程度
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オーダー製作や特注デザインの場合:製作期間としてさらに2〜4週間程度かかることがあります。
※費用や日数はお住まいの構造や使用する製品によって変動しますので、事前に見積もりとスケジュールの確認をおすすめします。
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失敗しないウォールドアの選び方
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では次に、選び方のポイントを見ていきましょう!ポイントは次のとおりです。
- 機能性を確認:防音・断熱・耐水など、暮らしに必要な性能を備えたタイプを選びましょう。
- 機能性の他にも、さまざまなタイプもあるので、ご家庭のスペースや用途に合わせたタイプを選ぶことも重要です。
- 素材を選ぶ:
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木製…温かみのあるナチュラルな雰囲気
ガラス製…光を通して開放感を確保
アクリル製…軽量で扱いやすく色も豊富 -
デザインを合わせる:シンプル・モダン・和風など、部屋の雰囲気に合うデザインを。
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サイズを確認:設置場所の寸法や開閉スペースを事前にチェック。
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信頼できるメーカー・施工店を選ぶ:仕上がりや耐久性に直結します。
依頼時はここを抑えよう!
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・見積もり時に「本体価格」「施工費」「追加費用(下地補強やレール加工など)」がわかるようにするのがベスト。
・工事当日の家具移動や養生の有無も事前確認。
・引き戸タイプか折れ戸タイプかで使い勝手や設置条件が変わるため、必ず動線を考えて選びましょう。
まとめ:暮らしに合わせて空間を自由自在に
- いかがでしたでしょうか?ウォールドアは、限られた空間を有効に使えるだけでなく、部屋の雰囲気を変えるインテリア要素としても魅力的です。費用や工期を事前に把握しておけば、導入後の満足度も高まります。
「もう少し個室が欲しい」「広々とした空間を楽しみたい」…そんな願いを叶えてくれるウォールドア。設置や費用については、ぜひお気軽にご相談ください。
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