知って得する!リフォーム豆知識

ウォールドアで理想の間取りに!設置のメリット・費用・選び方まとめ

こんにちは、加藤工務店です。

8月の暑さが続くこの時期、室内での過ごし方や空間の使い方を見直したくなる方も多いのではないでしょうか。

お子さまの夏休みで家族が集まる時間が増えたり、在宅ワークや趣味のスペースが必要になったりと、暮らしのスタイルは季節や生活環境によって変化します。今回は、そんな日常に合わせて空間を自由にアレンジできる「ウォールドア」について、特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントをご紹介します。

ウォールドアとは?暮らしを変える可動式の壁

ウォールドアは「可動間仕切り」とも呼ばれ、室内空間を仕切ったり、一体化させたりできる可動式の壁です。レールやヒンジで簡単に開閉でき、固定された壁のようにも使えますし、開放すれば広い空間が生まれます。



広いリビングを家族で過ごす時はオープンに、来客時や子どもの学習時間にはサッと仕切って個室感を出すなど、シーンに応じた使い分けが可能。寝室や子ども部屋、パントリーや趣味スペースなど、用途はさまざまです。インテリア性の高いデザインも多く、住まいの雰囲気づくりにも役立ちます。

ウォールドアのメリットとデメリット

メリット

  • ・空間の有効活用:必要に応じて仕切ったり広げたりでき、限られたスペースを最大限に活かせます。

  • ・ライフスタイルに合わせたレイアウト変更:家族構成や生活スタイルの変化に柔軟に対応。

  • ・おしゃれな空間演出:木製なら温かみ、ガラス入りなら明るさを保ちつつ仕切れます。

  • ・プライバシー確保:急な来客や仕事中でもサッと仕切れます。

  • ・防音・断熱効果:一部の商品は音や熱を遮る機能付きで快適性アップ。

デメリット

  • ・費用がかかる:設置相場は約25万円。壁の撤去を伴う場合は50万円前後になることも。

  • ・設置場所の制約:構造や間取りによっては希望通りの位置に設置できない場合があります。

  • ・メンテナンスが必要:可動部の点検や清掃は定期的に行う必要あり。

  • ・経年劣化:長年の使用で動きが悪くなったり部品交換が必要になる場合があります。

  • 価格と工期の目安

  • ウォールドアの価格は、本体価格+施工費で構成されます。

    • 本体価格:素材やデザイン、機能によって幅がありますが、おおよそ10万円〜20万円台が多め。

    • 施工費:既存の壁や床の状態によりますが、10万円以上が一般的。

    • 総額の目安:シンプルな新設工事で約25万円前後、間仕切り壁を撤去して設置する場合は50万円以上になることもあります。

    • 工期の目安

      • 新設の場合:半日〜1日

      • 壁撤去を伴う場合:2日〜3日程度

      • オーダー製作や特注デザインの場合:製作期間としてさらに2〜4週間程度かかることがあります。

      ※費用や日数はお住まいの構造や使用する製品によって変動しますので、事前に見積もりとスケジュールの確認をおすすめします。

  •   失敗しないウォールドアの選び方

  • では次に、選び方のポイントを見ていきましょう!ポイントは次のとおりです。

    • 機能性を確認:防音・断熱・耐水など、暮らしに必要な性能を備えたタイプを選びましょう。
    • 機能性の他にも、さまざまなタイプもあるので、ご家庭のスペースや用途に合わせたタイプを選ぶことも重要です。
  •  素材を選ぶ
    • 木製…温かみのあるナチュラルな雰囲気
      ガラス製…光を通して開放感を確保
      アクリル製…軽量で扱いやすく色も豊富

    • デザインを合わせる:シンプル・モダン・和風など、部屋の雰囲気に合うデザインを。

    • サイズを確認:設置場所の寸法や開閉スペースを事前にチェック。

    • 信頼できるメーカー・施工店を選ぶ:仕上がりや耐久性に直結します。

    依頼時はここを抑えよう!

    • ・見積もり時に「本体価格」「施工費」「追加費用(下地補強やレール加工など)」がわかるようにするのがベスト。
      ・工事当日の家具移動や養生の有無も事前確認。
      ・引き戸タイプか折れ戸タイプかで使い勝手や設置条件が変わるため、必ず動線を考えて選びましょう。

    まとめ:暮らしに合わせて空間を自由自在に

    • いかがでしたでしょうか?ウォールドアは、限られた空間を有効に使えるだけでなく、部屋の雰囲気を変えるインテリア要素としても魅力的です。費用や工期を事前に把握しておけば、導入後の満足度も高まります。

      「もう少し個室が欲しい」「広々とした空間を楽しみたい」…そんな願いを叶えてくれるウォールドア。設置や費用については、ぜひお気軽にご相談ください。
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あなたの家の匂いは大丈夫?日常の対策とリフォームで匂いを防ぐ!

こんにちは、加藤工務店です。

本格的な夏の暑さが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?一年の中でも暑さが厳しい今、エアコンを長時間使うご家庭も多いのでは?

窓を閉め切る時間が長くなるこの季節、室内にこもる「生活臭」が気になる…というお声もよくいただきます。自宅にいると意外に気づかないのですが、数日家を空けて帰ってきた時や、お客様にとっては気になったてもなかなか指摘されることはないですよね。

特に夏は、湿気や汗、食事などのにおいが混ざり合い、不快感につながることも。今回は、そんな生活臭の原因と対策について、日頃できることから、リフォームによる解決方法まで、分かりやすくご紹介していきます。快適なおうち時間を過ごすヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。

生活臭の主な原因とは?日常に潜むにおいのもと

生活臭は、日々の暮らしの中で自然と発生するにおいのことです。特定のにおいではなく、いくつかの要素が混ざり合って発生するのが特徴です。以下のようなものが、主な原因として挙げられます。

よくある生活臭の種類

  • □ペットのにおい:毛やフケ、トイレの臭いがこもりやすく、長期間気づかないこともあります。
  • □排水溝の臭い:キッチンや洗面所の排水口から上がる臭いは、雑菌や油汚れが原因です。
  • □たばこの煙:壁紙やカーテンなどに付着し、長時間においが残りやすいです。
  • □カビ臭:湿度の高い場所にカビが発生すると、独特の不快なにおいを発するようになります。
  • □料理のにおい:揚げ物や焼き魚など、調理後のにおいが空間に残ってしまうこともあります。

これらのにおいが混ざり合うことで、「なんとなくにおう」「帰宅したときにムッとする」といった生活臭に発展します。

日常生活でできる!生活臭を防ぐ5つの習慣

生活臭を完全にゼロにするのは難しいですが、日々の習慣でかなり軽減することができます。ちょっとした心がけで、家の中を快適に保ちましょう。

  • 生活臭対策のポイント

  1. □こまめな換気
     朝晩の涼しい時間に窓を開け、空気を入れ替えるだけでも効果的です。サーキュレーターを使って空気の流れを作るのもおすすめです。
  2. □布製品のケア
     カーテン、ソファカバー、クッションなどは、においを吸いやすい素材です。定期的な洗濯やファブリックミストの活用が◎。
  3. □排水口・水回りの掃除
     週に1度は排水口のフタを開けて掃除を。
  4. □エアコンや換気扇のフィルター掃除
     フィルターが汚れていると、においのもとを室内に循環させてしまいます。定期的な清掃でにおいの元をシャットアウト。
  5. □ゴミ出しのタイミングを見直す
     とくに生ゴミは夏場に臭いやすいもの。冷凍保存したり、こまめに処理するなどの工夫をしましょう。

これらの対策を習慣づけることで、においに悩まない暮らしにぐっと近づきます。

キッチンや浴室、トイレなどの水回りは、使ったあとにサッと拭き掃除をしたり、市販の消臭アイテムと併用すれば、より清潔で快適な空間をキープしやすくなりますよ。

壁紙や湿気対策でにおいを抑える!リフォームという選択肢

※画像はイメージです

根本的に生活臭を軽減したいと考える方には、リフォームによる改善がおすすめです。とくに築年数の経ったお住まいや、においの染みつきが気になる場合は、内装リフォームが大きな効果を発揮します。

  • □壁紙を張り替えて消臭・抗菌効果をプラス
    消臭機能のある壁紙に張り替えることで、空間にこもるにおいを吸収・分解してくれます。たばこ臭やペット臭、調理臭の対策にも効果的。さらに、抗菌・防カビ効果のあるタイプを選べば、においの原因菌の繁殖も抑えられます。
  • □湿気対策リフォームでカビ臭を防止
    梅雨や夏の湿気がこもりやすい場所には、調湿効果のある内装材(例:珪藻土、エコカラットなど)を取り入れるのがおすすめです。湿度を自動で調整してくれるため、カビの発生を防ぎ、結果としてにおいも発生しにくくなります。
  • □換気設備の見直しも重要ポイント
    24時間換気システムの導入や、トイレ・浴室の換気扇の性能アップも有効です。空気の流れをしっかり確保することで、においの滞留を防ぎます。

リフォームなら、においの「元」からしっかり対策でき、同時に室内の快適性やデザイン性も高まります。

においに悩まない快適空間はつくれます

生活臭は、ちょっとした工夫や習慣の見直し、そして必要に応じたリフォームで大きく改善できます。日々の生活がもっと快適になるよう、私たち加藤工務店では、お客様の暮らしに寄り添ったご提案を大切にしています。

「最近、家のにおいが気になるな」「一度プロに相談してみたいな」そんな時は、どうぞお気軽にご相談くださいね!

 

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防音リフォームで趣味の空間づくり

こんにちは、加藤工務店です。

毎日蒸し暑い日が続いて、外に出るのもおっくう…そんな季節ほど、自宅で快適に趣味を楽しみたくなりますよね。楽器の練習や映画鑑賞、カラオケなど思いっきり自分の時間に没頭できる趣味の「防音空間」があれば、心まで軽やかに。今ある空間を活かして、防音リフォームで暮らしの満足度を高めてみませんか?

空き部屋を活用して、趣味の部屋を実現

※画像はイメージです

子どもが独立して使わなくなった部屋や、ほとんど物置状態の客間など、意外と「空き部屋」はあるものです。リモートワーク用の書斎を作った方も多いかもしれませんが、今度は「趣味専用の空間」に変えてみるのもおすすめ。たとえば防音リフォームを施すことで、楽器の練習部屋やホームシアター、カラオケルームといった特別な空間に早変わりします。

特に音に関わる趣味は、家族や近隣への音漏れが気になるもの。防音対策をしっかり行えば、時間を気にせず好きなことに没頭できる環境が整います。空間を有効活用することは、住まい全体の価値を高めることにもつながります。

防音に必要なのは「遮音」と「吸音」

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防音リフォームというと「音を遮る」イメージが強いですが、実は「遮音」と「吸音」は異なるものです。
遮音とは、壁や窓などから音を通さないようにすること。つまり、外に音が漏れたり、外から音が入ってこないようにする機能です。コンクリートや石膏ボードの厚み、ドアや窓の隙間処理などが重要になります。
一方、吸音とは、室内で発生した音が反響しないように、音を吸収してくれる仕組み。カーペットや吸音パネル、ウレタン材などを使い、音の反射を減らして「耳に優しい空間」に整えるのが目的です。
本格的な防音室をつくるには、この「遮音」と「吸音」の両方をバランスよく取り入れることが必要不可欠です。

「振動」も大切なポイント

防音というと“音”だけに注目しがちですが、実は“振動”も重要な要素です。
「防振」は振動を伝えないようにする対策、「制振」は振動を受け止めて揺れを抑える技術を指します。
ピアノの低音やホームシアターの重低音など、床や壁を伝って響く振動を抑えるには、防振・制振の施工も不可欠です。防音リフォームでは音と振動、両面からの配慮が効果を高めます。

 

騒音値の目安を知っておこう

防音リフォームの計画を立てる際、参考になるのが「騒音レベル(dB:デシベル)」です。たとえば、

・日常会話はおよそ60dB

・ピアノの演奏は70〜80dB

・カラオケは90dB以上

になることもあります。

一方、一般的な住宅で気になるとされる音は、

・40dBを超えると「少しうるさい」と感じられる

・50dB以上になると「騒音」として認識されがち
この差をしっかり抑えるためには、目的に合った施工が必要です。

防音リフォームのポイントは“目的と音漏れの程度”

「どんな目的で、どのくらい音漏れを防ぎたいか」。これが防音リフォーム成功の鍵です。たとえば、楽器の練習なら外部にほとんど音を漏らさないようにしたいですし、映画鑑賞であれば低音の振動を抑えた快適な響きを求めることが多いでしょう。


リフォームでは、遮音性能の高い建材やサッシの導入、防音ドアの設置、壁内の吸音材充填など、さまざまな方法を組み合わせて施工します。
また、床や天井からの音漏れにも対策が必要です。マンションなど集合住宅では特に上下階への配慮が求められますので、プロに相談しながら適切な設計を心がけましょう。
費用や施工日数は目的と規模によって変わりますが、小規模な防音対策でも大きな効果を実感できるケースは多くあります。

防音対策リフォームではどんなことをする?

防音リフォームでは、音の種類や伝わり方に応じて、さまざまな対策を組み合わせるのが基本。音は空気を伝って漏れるだけでなく、床や壁などの建材を通しても伝わります。

そのため、「遮音」や「吸音」に加えて「防振」「制振」など、総合的な工事が必要です。

ここでは、代表的な施工内容をいくつかご紹介します。

床や天井への対策

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防音性を高めるには、壁や天井の内部にグラスウールなどの吸音材を入れたうえで、二重構造にする方法が一般的です。空気層を設けることで音の伝わりを軽減し、生活音や外部の騒音をしっかり抑える効果が期待できます。

遮音シートを利用

壁の下地に遮音シートを貼ることで、音の通過を物理的に遮断します。これに加えて、吸音材を組み合わせると、室内の音の反響も軽減され、より快適な音環境が実現します。「遮音×吸音」のバランスを考えた多層構造が、防音対策の基本です。

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床の対策

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フローリングなど硬い床材は音が響きやすいため、衝撃音や振動音の対策が欠かせません。防音カーペットやコルクマット、防音・防振性能のあるマット類を床に敷くことで、音の伝わりを和らげる効果があります。特にマンションでは、階下への配慮が重要です。

開口部にも対策を

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窓や換気口、ドア、コンセントなど、家の中には音が出入りする「開口部」が数多くあります。窓は複層ガラスや内窓(二重窓)にすることで気密性と遮音性が向上します。ドアは防音性の高い製品を選ぶと効果的です。
換気口には防音フードや消音ダクトを取り付けて空気の流れとともに音が漏れるのを防ぎます。
また、意外と見落としがちなのがコンセントや照明スイッチです。ここからも音が漏れることがあるため、遮音タイプのカバーや専用ボックス、隙間をふさぐ「遮音コーキング」などを用いた対策が必要です。

まとめ

音を気にせず、心から趣味を楽しめる空間があることは、日常生活の満足度を大きく高めてくれます。空き部屋の有効活用にもなり、ライフスタイルに合わせた住まいのアップデートとしてもおすすめ。外出せずとも楽しめる「自分だけの防音空間」で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談くださいね!「やりたいこと」に合わせた防音リフォームプランをご提案します。

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梅雨期こそ換気が大事!身近にできる換気の方法や24時間換気システムについて知ろう

こんにちは、加藤工務店です。

暑い日があったものの、ついに梅雨の季節となりました。この時期は、低気圧や湿気、晴れと雨の日の温度差などで体調を崩しやすいと言われていますが、皆様お変わりありませんか?

ジメジメとした空気が続く梅雨の時期。外に洗濯物を干せなかったり、カビが気になったりと、何かと不快な季節です。特に注意したいのが「住まいの換気」。この時期は湿気がこもりやすく、室内環境が悪化しがちです。

今回は梅雨期の換気の方法などについてご紹介しますので、身近に取り入れられるものからぜひ実践してみてくださいね!

梅雨期の住まいの換気ってこんなに大事!

この時期、換気が不十分だと、湿気がたまり、カビやダニが発生しやすくなります。これらはアレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす原因となるほか、壁紙や家具にシミや変色をもたらし、住まいの美観や耐久性にも影響を与えかねません。さらに、湿気が原因で発生する結露を放置しておくと、木材が腐食したり、住宅全体の寿命を縮めることにもつながります。

室内の空気をこまめに入れ替えることは、湿気対策はもちろん、こもった熱を逃がして室温を下げるのにも有効です。梅雨こそ、住まいの換気を意識したい季節といえるでしょう。

梅雨期の住まいの換気のやり方は?

では雨が多いこの時期にはどんなことをすればい良いか解説していきます!

梅雨時期の室内湿度は、40〜60%程度が理想

 

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この湿度を保つためには、1〜2時間に1回、5〜10分程度の換気が効果的です。特に浴室やキッチンなど、水をよく使う場所は湿気がこもりやすいため、定期的に換気扇を回すようにしましょう。

空気の流れをつくるには、部屋の対角線上にある2つの窓を開けるのが理想的。風の通り道をつくることで、効率よく湿気を外に追い出すことができます。ただし、雨の日は外の湿気を室内に取り込んでしまう可能性があるため、窓を開けずに換気扇だけを回すことで、外部の湿気を室内に入れないようにしましょう。

身近なアイテムで湿気対策も

湿気対策として、身近なアイテムも活用できます。たとえば、重曹や炭は湿気を吸収する自然素材ですし、新聞紙を敷いておくだけでも除湿効果が期待できます。これらを押し入れや靴箱に置くだけで、手軽に湿気対策ができます。

電気代を抑えながら賢く換気&湿度コントロール

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除湿器やエアコンの除湿機能も心強い味方です。特に「弱冷房除湿」や「自動運転モード」を使えば、電気代を抑えながら湿度をコントロールできます。設定温度を高めにすることで、冷えすぎを防ぎつつ快適な室内環境を維持できます。

さらに、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させると、換気効率がぐっと高まります。クローゼットや押し入れのような閉ざされた空間も、扉を開けて風を通すことでカビの発生を予防できます。

なお、24時間換気システムが導入されているご家庭では、換気口を常に開けた状態で、システムを常時稼働させておくのがおすすめです。

24時間換気システムとは?

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24時間換気システムとは、住宅内の空気を自動的に入れ替え、常に新鮮な空気を保つための設備です。2003年の建築基準法改正により、新築住宅には設置が義務付けられています。

このシステムのメリットは多く、新鮮な空気を取り入れることで、健康的な生活環境が維持できるほか、窓を開けずに換気ができるため、防犯面でも安心です。また、花粉や湿気、カビの発生を抑えることで、住まいの寿命を延ばす効果もあります。

一方で、フィルターの交換や定期的なメンテナンスが必要であることや、月に200〜800円程度の電気代がかかる(システムや家の広さにもよる)、冬場に換気孔をあけたままにしておくと寒いといったデメリットもあります。また、微弱ながらも音が気になるという声もあるため、設置の際は機種選びや配置にも注意が必要です。

24時間換気はリフォームでも設置できます

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すでに建てられている住宅でも、24時間換気システムの後付けは可能です。特に戸建て住宅では自由度が高く、状況に応じて最適なシステムを選ぶことができます。マンションでも、管理規約に特別な制限がなければ設置できるケースもあります。

24時間換気には主に3つの方式があり、

・給気と排気の両方を機械で行う「第一種換気」

・給気を機械で、排気を自然に行う「第二種換気」

・その逆の「第三種換気」

があります。一般的な住宅では第二種または第三種がよく使われますが、最近では工場や商業施設向けだった第一種換気を住宅に採用するケースも増えています。

どの方式が適しているかは、住宅の構造や家族構成、ライフスタイルによって異なります。

気になる方はぜひ気軽にご相談くださいね!親身にお答えいたします。

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梅雨でも快適に。自然の力で暮らしを整える「無垢材」の魅力とは?

こんにちは、加藤工務店です。

いつになく、雨や曇りが多いようなこの季節。それもそのはず、梅雨の季節が到来です。。。この時期はご自宅で過ごす時間を少しでも快適にしたいですよね。

そんな今回のテーマは「無垢材」です。無垢材は、ジメジメした季節でも快適さを保つ天然の調湿効果と、素足で歩くのが心地よい肌触りが魅力です。梅雨時期には湿気を吸収し、冬場には水分を放出してくれるため、一年を通して快適な室内環境を維持できます。無垢材の魅力や、気をつけたい点など、無垢材についてご紹介していきたいと思います。

なぜ梅雨期に無垢材がいいの?

梅雨のように湿度の高い時期にこそ、その真価を発揮するのが「無垢材」です。自然の木そのものを使った無垢材は、空気中の湿気を吸い込んだり、乾燥時に水分を放出したりと、天然の調湿機能を持っています。エアコンや除湿機にばかり頼りすぎることなく、空間全体の湿度を快適に保ってくれるのです。

さらに、無垢材ならではの「肌触りのよさ」も見逃せません。夏はひんやりと涼しく、冬はほんのり温もりを感じる無垢材の床は、素足で歩くのが気持ちよく、家の中で過ごす時間をより快適にしてくれます。

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自然素材のため、化学物質によるシックハウス症候群の心配も少なく、赤ちゃんや小さなお子さん、高齢者、ペットと暮らすご家庭でも安心です。また、木の種類や年輪によって生まれる個性的な木目や風合いは、空間にやさしさと上質な美しさを与えてくれます。

時間が経つにつれて色合いやツヤが変化していく「経年変化」も無垢材の楽しみのひとつ。暮らしの思い出とともに、家そのものが味わいを増していくのです。加えて、木の香りにはリラックス効果があり、ストレスの多い日常に、ほっとできる癒しの空間をもたらしてくれます。

無垢材のデメリットは?

一方で、無垢材には注意すべき点もあります。まず挙げられるのが「価格の高さ」。加工や乾燥に手間がかかる分、合板や集成材よりもコストがかかる傾向にあります。

また、自然素材であるため、木の個体差によって「品質にばらつき」があるのも特徴です。同じ樹種でも色味や木目が異なり、思っていたイメージと違うと感じることもあります。

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湿度の影響を受けやすいため、「反り」や「割れ」などの変形が起こる可能性も否定できません。乾燥する冬場にはフローリングに隙間ができることがあり、メンテナンスを怠ると美観にも影響します。

さらに、柔らかい無垢材は「傷がつきやすく、汚れやすい」傾向も。特にダイニングや子ども部屋など使用頻度の高い場所では、日々の小さな傷やシミが目立ちやすくなるかもしれません。そうした点も含めて「育てる楽しみ」ととらえられる人には適していますが、美観を重視する方にはデメリットと感じられるかもしれません。

無垢材を長く楽しむためのお手入れ方法

無垢材を美しく保ち、長く愛用するためには、日々の手入れと定期的なメンテナンスが大切です。

基本は「掃き掃除」と「乾拭き」。フローリングワイパーや乾いた雑巾を使って、木目に沿って汚れを取り除くと効果的です。水拭きをする場合は、固く絞った雑巾で軽く拭いた後、すぐに乾いた布で拭き取るのがポイント。水分が残ると、木の反りやシミの原因になるため注意が必要です。

飲み物をこぼしたときなどは、放置せずすぐに拭き取りましょう。湿気がこもるとカビの原因にもなります。

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年に1〜2回は、オイルやワックスで保護層を作ることで、傷や汚れがつきにくくなります。また、汚れが落ちない場合は専用のクリーナーや天然素材の洗浄液を使用し、傷やへこみは紙やすりやウッドパテで修復が可能です。

深い傷やカビには電気サンダーでの削り直し、場合によっては部分的な張り替えが必要なこともありますが、それもまた無垢材との長い付き合いの一部。自然素材だからこそ、手間をかける価値があるのです。

日常的な注意点としては、「洗剤の使用」と「湿度管理」、そして「直射日光への配慮」が挙げられます。洗剤は薄めて使用し、使用後はしっかり拭き取りを。加湿器や除湿器で適切な湿度を保ち、直射日光が長時間当たる場所にはカーテンやブラインドで保護をすると良いでしょう。

無垢材を選ぶ時のポイント

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無垢材を選ぶ際には、用途や生活スタイルに合わせた選択が重要です。

たとえば、小さなお子さんがいる家庭や、ペットと暮らす家庭では「傷に強い樹種」を選ぶと安心です。ナラやオーク、チークなどの硬い木材は、耐久性が高くおすすめです。

また、表面塗装の種類によってもお手入れのしやすさや見た目が変わります。汚れがつきにくく耐久性に優れた「ウレタン塗装」、木の質感や香りを生かせる「オイル仕上げ」など、それぞれのメリットを理解して選びましょう。

施工は、信頼できる専門業者に依頼することが基本。施工の精度が、無垢材の持ち味を最大限に引き出す鍵となります。
無垢材は、手をかけるほどに応えてくれ、お手入れ次第で長く付き合える素材です。梅雨の季節をきっかけに、足元から住まいの快適性を見直してみてはいかがでしょうか?

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水回りをチェックして快適で安全な生活を

こんにちは、加藤工務店です。

早いもので先日は九州地方で梅雨入りのニュースを目にしました。ともすると関東地方もそう遠くないうちに梅雨入りとなるのではないでしょうか。

この季節は温度・湿気も高くなるのでカビや腐食など、水回りなどにも影響が出やすい季節。そこで今回は「水回りをチェックして快適で安全な生活を」と題してお届けしていきたいと思います。

梅雨の時期に備えて水回りをチェック!

梅雨の時期の水回りは、特に湿気がこもりやすく、カビや腐食が進行しやすい時期です。

換気性を高めたり、防カビ対策を強化したりして快適な空間を心がけるとともに、設備に劣化がないかをチェックしていきましょう。

小さな問題を積み重ねて生活のQOLが低下しないように、次の項目でそれぞれの水回りエリアのチェックポイントをご紹介していきます。

キッチンのチェックポイント

□シンク下のパイプはぐらついていないか、腐食がみられないか、水漏れはないか

□キャビネットの木材が湿気で膨張したり、カビが生えていたりしていないか

□ガスコンロや換気扇は正常に作動するか、汚れがたまっていないか

□水栓はきちんと水を止水できているか、水の出る勢いが変化していないか

トイレのチェックポイント

□タンク内の部品が劣化していないか(パッキン耐用年数は7~10年程度)

□水を流すレバーはスムーズに作動するか

□便座やシャワートイレ、便器にひび割れやざらつき、汚れが溜まっていないか

□シャワートイレのフィルターや、換気扇にホコリが溜まっていないか

浴室のチェックポイント

□カビや汚れがないか

□シャワーヘッドは詰まりや汚れていないか

□水栓はきちんと水を止水できているか、水の出る勢いが変化していないか

□床や壁にひび割れはないか

□給湯器はスムーズに作動するか(耐用年数は10年)

給湯器の交換サイン

・お湯の温度が安定しない

・異臭や異音がする

・エラーコードが表示される

・お風呂の温度がぬるい

・追い炊きができない

などが挙げられます。

特に、浴室のタイルのひび割れ、キッチンパイプの不具合が進行すると湿気が壁の内側に侵入して建物自体に影響が出ることもあるのでご注意を。

定期点検やメンテナンスを行うことで、早期にトラブルを発見することができるます。毎日の生活の中で、「前より何か違うな」と違和感を覚えた場合はリフォームのサインかもしれません。小さな不具合をチェックすることで、大きなトラブルを防ぐことができるので、ぜひ点検してみてくださいね。

水回りリフォームにはこんなメリットも!

最近の水回りの設備の進化には目覚ましいものがあります。きれいで気持ちいいだけではない水回りリフォームの他のメリットもちょっと紹介しますね。

キッチン編

キッチンは毎日の食に関わる重要な場所。リフォームをすることで食の衛生面でも安心な環境になり、また最新の設備にリフォームすることで明るく洗練されたデザインの設備で毎日の料理もテンションが上がります。食洗器、自動水栓、お手入れのしやすい設備などなど、料理や片づけの効率が上がり、快適な食生活が期待できます。

トイレ編

古い形式のトイレは水の使用量が多く、節水効果も低いことが一般的。新しいトイレに交換すると節水効果が高まり、水道料金も節約できます。また、消臭機能や汚れのつきにくい設備、自動洗浄機能や殺菌機能のある便器なども登場していて、衛生面でも安心。お掃除もぐっと楽になります。

浴室編

常に湿気にさらされている浴室は、カビが発生しやすい場所。カビは見た目も嫌ですが、健康面への影響や、さらなる設備の破損にもつながるおそれがあります。最近のお風呂は水はけがよく、冬に素足で歩いても冷たさを感じにくい床、魔法瓶のようにお湯の保温効果がある湯舟、ヒートショックを防ぐための温度調節機能など、衛生面、健康面などでも安心の機能が付いた機能が続々と登場しています。

 

梅雨の季節も爽やかで快適に過ごせる水回りのために、まずはぜひおうちの中の水回りのチェックをしてみてくださいね♪

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夏に備え快適な住まいに!【かんたん対策法&リフォーム助成金情報】

こんにちは、加藤工務店です。

風薫る5月、散歩をしていると新緑がまぶしく、公園などで藤の花やツツジなどのいろいろな花が目に留まり、心がほっこりしますね。皆様の周辺でもお花たちが美しく咲き誇っているのではないでしょうか。

さて、今回は今年もやってくるであろう「暑い夏」に向けて快適に過ごすための工夫や光熱費をできるだけ抑えるためのリフォームについてお届けしていきたいと思います。

夏の熱気はどこから?

突然ですがクイズです。

夏は家の中が暑くなりますが、外から熱気が一番入る場所は次のうちどれだと思いますか?

1.屋根

2.外壁

3.窓

4.床

…答えは3の窓で、熱気の約70%は窓からの開口部からなのです。意外に思った方も多いかもしれません。ちなみに屋根から侵入する熱気は6%、外壁12%、床3%程度と言われています。

窓辺の暑さ対策は重要だということがわかりますね。

簡単にできる暑さを和らげる住まいの工夫

家の中の暑さを和らげるために簡単にできる対策をいくつかご紹介します。

グリーンカーテンやすだれを取り付ける

日光を遮り、室内の温度上昇を抑えるのに効果的です。特に、つる植物を使ったグリーンカーテンは日差しの熱エネルギーを約80%もカットすると言われていて、植物が吸収した水分を葉から蒸散させることで温度の上昇をさらに抑えてくれるのだとか。

また、すだれなどは窓に立てかけるのはもちろん、エアコンの室外機に直射日光が当たらないように設置すると、冷却効果が高まると言われています。

すだれは昔から日本の夏に重宝されてきただけあり、風を通して、見た目も涼しげ。さらに目隠し効果もあり、設置も気軽にできるという点でとても便利ですよね。ぜひ活用してみてください。

打ち水

これも先人から伝わる日本の夏の涼のとり方ですね。庭先などに水をまくことで気化熱で地表の温度を下げ、空気を対流させて風を運ぶ効果があります。お昼時に水を撒くとかえって湿度が上がって暑さを感じることもあるため、朝方や夕方に行うのがおすすめです。

家の中で対策できることは?

では、家の中でできる対策などについてもご紹介します。

エアコン前に換気をして湿度を逃す

部屋の中が蒸し暑く感じる時はついエアコンをすぐつけてしまいがちですが、その前に一度窓を開けて換気をすると熱を外へ逃がすことができます。この時、窓は風が抜けるように2方向あけるとよいでしょう。

サーキュレーターを併用する

冷気は床、熱気は天井にたまりやすいので、エアコンだけをガンガンにつけるより、サーキュレーターや扇風機を併用して冷気を循環させましょう。エアコンの風が通る場所に天井へ向けて送風するのが効率的です。

エアコンの清掃・取り換え・設置は早めが正解

6月に入ると、エアコンの稼働が増えるため、設置・クリーニング業者は混みあい、タイミングが遅くなると真夏まで業者待ちになることも。暑い盛りになる前にエアコンをチェックして買い替えや取り付け、清掃は済ませましょう。

助成金で断熱窓のリフォームも可能です

住宅の省エネ化を推進する国の政策の1つに「住宅省エネ2025キャンペーン事業」の補助金制度が今年も実施されています。

既存住宅の窓やドアを省エネ効果の高い断熱窓やドアに変更することに対し、補助金が交付されます。

対象となる工事の内容に応じて、一途あたり最大200万円までの補助金が交付されます。

(ドア交換は他の窓麹と同一の契約で、同時の申請のみ補助対象)

窓リフォームを行う住宅の所有者が、窓リノベ事業者と工事請負契約を締結して窓の工事をするなどの条件があります。

 

なお、この助成金制度は他にも高効率給湯器などのキャンペーンもあります。

補助金を活用してお得にリフォームを考えているには朗報ですね。

予算上限に達すると終了となりますので、気になる方はお早めにご相談くださいね!

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防犯にも最適!最近のインターホン・ドアホン事情

こんにちは、加藤工務店です。

お出かけするのにも気持ちいい季節になりましたね。最近は春でもすぐに夏日、真夏日となることもあり、ずっとこの気候が続けば良いのにと思わずにいられません。

さて、今回のテーマはインターホンの最新情報についてです。

昨今いろいろと物騒な強盗事件や訪問営業詐欺などのニュースを耳にしますが、防犯面はもちろんのこと、毎日の生活がぐっと便利になる機能が搭載されているものも増えているんです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

進化するインターホン・ドアホンシステム

インターホンやドアホンも単なる来客確認のツールから、家に不在の時でも来客があったことを確認できたり、家庭の防犯をサポートしてくれたりと、高度な機能を備えたシステムへと進化しています。現代の製品には、広角レンズ、録画機能、スマホ連携など、さまざまな特色が詰まっており、安心で快適な暮らしを実現するための頼もしいパートナーとなっています。

では、早速どんなタイプのインターホン・ドアホンシステムがあるか見ていきましょう!

広角レンズカメラ付きモニターで安心が広がる

カメラで来訪者を確認できるのは今やスタンダードになっていますが、広角レンズを採用して、180℃近い角度を見ることができるタイプもあります、玄関周辺を広範囲に撮影できるため、カメラの正面から外れて映らないような位置でインターホンを押しても気付きやすくなっています。従来の狭い画角では見逃してしまいがちだった死角もカバーし、防犯効果を大幅に向上させることが可能です。

また、画像のズーム機能が搭載されたタイプでは、来訪者の顔を拡大してみることができます。

※画像はイメージです

LEDライトが点いて暗い時間も便利&防犯抑止効果も

※画像はイメージです

インターホンを押すとライトが点灯するタイプもあり、暗い時間も来訪者が確認しやすく、周囲なども見やすくなるのでお出迎えや、荷物の受け取りサインをする時にも便利です。また、ライトが点くことで、不審者を抑制する効果も期待できます。

 録画機能で不在時も来訪者を把握できる

録画機能を搭載したモデルでは、インターホンを鳴らすとカメラが起動したり、人が一定の距離に近づくと自動で撮影を開始したりと、データが自動的に記録されるため、日常の来訪履歴を確認するだけではなく、空き巣やいたずらなど、何かトラブルが発生した際にも撮影データが活用することもできます。画像のみを撮影するタイプや、動画や音声を録画するタイプなどがあります。

※画像はイメージです

 自動応答設定に機能で、プライバシーが守られてさらに安心!

自動応答システムが搭載されたインターホンでは、留守番電話のように自動音声などで来訪者に名前や用件をたずねる音声メッセージを流して確認ができます。知らない人が訪れた場合など、家に住んでいる人がどのような人かがわかりにくいというメリットもあります。状況によって呼び出しに応答することも、録画することもできるのも便利ですね。

スマートフォン連携でいつでもどこでも安心

最近は防犯性能を一層高めるため、スマートフォン連携の機能が大きな注目を浴びています。専用のスマートフォンアプリと連携することで、外出先からでもリアルタイムの映像確認や双方向の通話が可能となり、いざという時にも迅速に状況を把握できます。また、遠隔でドアロックをコントロールできる機能がある機種もあるため、家族がカギを忘れてしまった場合などでも便利に活用できます。

このように、現代のインターホン・ドアホンは、防犯性能の向上に加え、住環境の快適性も支える総合的なホームセキュリティシステムとしても注目されています。安全で快適な暮らしや防犯対策をお考えの方は、ぜひ最新のインターホン・ドアホンシステムへのアップグレードを検討してみてはいかがでしょうか。

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リフォームで便利な「宅配ボックス」のあるくらし

こんにちは、加藤工務店です。

今年の桜は4月に入って入社式や入学式のタイミングにも咲いていて、いつもより長く楽しめましたね。

皆さまもきっと満開の桜に春の訪れの喜びを感じたことと思います。

そんな春は、お出かけをする機会が増えたり、新生活でお仕事や趣味などを始めたりする方も多いのではないでしょうか?今回はそんなお出かけ時でも荷物を受け取ることができる便利な家庭用の「宅配ボックス」設置についてご紹介していきたいと思います。

対面でなくても荷物が受け取れる!「宅配ボックス」が便利

□荷物のお届けに合わせて家にいなくてはいけない

□急な用事や仕事が遅くなってしまって荷物が受け取れない

□受け取れなかったら再配達の手配をしなければならない

□手が離せないときや、玄関先に出れない時がある

□置き配をしていて雨にぬれたり、なくなってしまったりしないか心配

□宅配業者を装った不審者からの防犯

□感染症のリスクが気になる

そんなお悩みを解決してくれるのが「宅配ボックス」です!

マンションなどの集合住宅ではもうおなじみになった宅配ボックスですが、ネットショッピングなどの普及で最近は一戸建てのご家庭に設置するケースが増えています。忙しい方はもちろん、高齢者だけで住んでいるご家庭、お子さんがお留守番をしているご家庭などでも安心です。

戸建て用の宅配ボックスにはどんなものがある?

据え置きタイプ

※画像はイメージです

玄関や門扉のそばなど、限られたスペースに簡単に設置できるタイプ。四角いロッカーのような形状で大きさも色々あります。デザインもシンプル、操作も簡単なものから高性能のものまで種類が多いのが特徴です。

壁付けタイプ

※画像はイメージです

壁にねじなどで固定して設置するタイプや、壁の中に埋め込むタイプがあります。壁の中に埋め込むタイプは通りに面した側から配送業者が荷物を入れ、受け取りは家側から荷物を取り出すため、セキュリティー面でも安心です。外構のデザインに合わせて選ぶことで、調和のとれたスタイリッシュなエクステリアにまとめることも可能です。荷物の重さや大きさなどに制限があるので、それらに合ったものを選ぶ必要があります。

また、家の玄関わきなどの「家の壁」に穴をあけて設置する「貫通型」などもあります。外に出ずに荷物が取り出せるメリットもあります。壁の埋め込み型は大規模な工事になるので住宅や外構全体をリフォームするタイミングなどがおすすめです。

ポール立てタイプ

※画像はイメージです

郵便受けなどのように、脚となるポールを立てて設置するタイプ。メリットは立ったまま荷物の出し入れができることです。コンクリートやタイルがすでにある場所など脚を立てる場合は別途工事が必要になることもあります。

オールインワンタイプ(機能門柱型)

※画像はイメージです

このタイプは、表札やインターホン、ポストやライトなどの機能がセットになっているタイプです。いろいろな機能を集約しているので家の外観がすっきりと見えるのが一番のメリットでしょう。デザインの幅も広く、ライトなどもあることから、夜の荷物の取り出しなども取り出しやすいなどのメリットもあります。

 宅配ボックスの鍵の施錠方法は?

アナログタイプとデジタルタイプがあり、アナログタイプはダイヤル式や、テンキー式などで施錠や開錠を行います。電気工事などは必要ありません。暗証番号は宅配業者から発行せれ、受け取りの際は不在通知表で確認することができます。

デジタルタイプはタッチパネル式やカードキー式などがあります。電気工事が必要で設置費用などが高いのがデメリットといえますが、デジタルで荷物を管理するのでセキュリティー性能が高く、メールなどを利用して通知を受け取ることができるものもあり、最近はマンション等でもデジタル式が多く取り入れられています。

宅配ボックスを選ぶ際に知っておきたいこと

宅配ボックスを選ぶ時には「サイズ」「素材」「機能」のついて知っておくと失敗がありません。

サイズ

荷物は60サイズか80サイズが多いため、そのあたりのサイズを選ぶのが無難でしょう。箱の形状によって入らない場合もあるので、一回り大きめのものを検討すると安心です。

素材

ポリエステルやプラスチックなどのものもありますが、堅牢さや劣化などを考えると金属製のものがおすすめです。宅配ボックスの価格や工事が高額になりやすいという面もありますが、セキュリティー面では安心といえます。

いろいろな機能のある宅配ボックスも

また、最近は「照明機能」「撥水機能」「自動捺印機能」など便利な機能が搭載された宅配ボックスも登場しています。ご家庭の予算や使い勝手にピッタリのものを探してみてください。

宅配ボックスの設置は一般的に費用面で安価な順に据え置き型>壁付け型となりますが、種類によって価格はさまざまです。また、設置するサイズや場所などにより費用は変わりますので、気になる方は一度見積りなどを撮ってみるのが良いでしょう。

気になる方はお気軽にご相談下さい。ご相談は無料です!

 

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お部屋のイメージチェンジを壁紙で手軽に!

こんにちは、加藤工務店です。

3月に入って関東地方でも雪が降り、寒が戻りましたが、桜のつぼみが少しずつ膨らむ様子に、春の訪れが着々と進んでいるのを感じます。春は新たに気持ちを切り替え、新生活に向けての準備の時期ですね。

今回は、そんな新生活の時期に向けたお部屋のイメージチェンジにお役立ていただける「壁紙」のお話をお届けします。子ども部屋の新設や、使わないお部屋を新たに活用したり、いつものリビングの雰囲気を変えたり…など壁紙で気持ちも新たに春をスタートさせるヒントになれば幸いです。

壁紙リフォームのメリットは?

※画像はイメージです
壁紙リフォームの最大のメリットは、作業が比較的シンプルでありながら大きな効果が得られる点です。家具を大掛かりに入れ替えずとも、壁紙を変えるだけで空間全体が新鮮な雰囲気に生まれ変わります。手間も少なく、費用面でもコストパフォーマンスに優れているため、賢いリフォーム方法として人気です。

また、壁紙を選ぶ際は、多種多様なデザインがあるため、自分の理想にぴったり合ったものを選ぶ楽しさもあります。

機能性の高い壁紙でお部屋を快適に

※画像はイメージです

最近の壁紙は様々な機能をもつ壁紙が登場しています。消臭効果や防傷加工、落書きなども拭き掃除で汚れを落とせる素材など、快適でお手入れがしやすいタイプも登場しているので、小さなお子さんのいるご家庭、ペットのいるご家庭、トイレなどにおすすめのものも。

また、雑菌の繁殖を防ぐ抗ウイルス壁紙、アレルゲン物質の働きを低減し、花粉やアレルギーから家族を守る抗アレルギー壁紙、光を反射・拡散して少ない電力で空間を明るくする省エネに役立つ壁紙などもあり、ライフスタイルや目的に合わせて機能を選ぶことも可能です。

人気のデザインは?

↑ストーン調のイメージ

最近では、ナチュラルテイストやモダンなデザイン、さらにはレトロな雰囲気を演出する壁紙も登場しており、どんなインテリアにもマッチする選択肢が充実しています。

特に最近のトレンドは

・ボタニカル調

・ストーン調

・ウッド調

など、自然な雰囲気の壁紙が人気で、種類も多く出てきています。

また、幾何学模様なども見かけることが増えました。

↑ソフトな雰囲気のボタニカル調のクロスのイメージ

そのほかにも、居室の全面だけではなく、一部の面にだけアクセントカラーを貼る「アクセントクロス」も人気です。

↑アクセントクロスのイメージ

失敗しない壁紙選びのコツは?

※画像はイメージです

部屋の広さや照明の具合を考慮し、好きなカラーやパターンを取り入れることがポイントです。

壁紙をチェンジして失敗するパターンはこんな点ではないでしょうか?

1.思い切った選択ができずに、無難なものをえらんで部屋の印象が変わらない

→冒険ができないときは色が入っていないが立体的な模様があるものをチョイスするのがおすすめ

2.好きな色を選んだら奇抜すぎて落ち着かない

→派手目の色はほんの一部にポイント的に入れるのがおすすめです。アクセントカラーは似たような色味ではなくメリハリのあるものを。

3.壁紙がきれいすぎて古いスイッチや窓枠、家具の古さが逆に強調されてしまった

→古い部分となじむアイボリーやクリームのなじみ色を選ぶ

などで対策しましょう。

ほかにも、狭い空間になるほど小さめの柄の方がなじんで落ち着きが出ることや、色見本のような小さいサイズよりもより広い面積で見た方が明るく鮮やかに見えるという「面積効果」なども配慮して選ぶことが大切です。

お部屋に合わせた選び方のポイント

※画像はイメージです

リビング・ダイニング・玄関などのパブリックスペースはシンプルに。

天井を高く見せる視覚効果としては、

・縦ストライプ

・床から壁、天井に向かって明るい色にする

なども参考にしてみてください。

寝室、書斎、ワークスペース、子ども部屋などのプライべート空間は無地カラー系で好きな色を。特に寝室は天井を暗めの色にすると落ち着きの出る空間になります。

お風呂や洗面室、トイレなど、比較的短時間で過ごす空間はちょっぴりデコラティブな楽しさのある柄を入れるのも良いでしょう。

壁紙の選び方についてお届けしましたがいかがでしたでしょうか。気軽に取り組めるリフォーム方法として、ぜひ参考にしてみてくださいね。お部屋がまた新たな魅力を発信する空間に変わるはずです。

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