内装材・壁紙の価格高騰とまらず、サンゲツ4月1日から受注分が一斉値上げに

こんにちは、加藤工務店です。
今回はリフォームに関連する時事ニュースをお伝えしていきます!

大手内装材商社として、壁紙で国内シェア約50%を占めるサンゲツが、2022年4月受注分から18%から最大で24%に価格を上げることがニュースになり、注目を浴びています。

対象は、壁紙や床材などの商品約1万2000点で、ほぼすべての商品となるとのことです。

画像出典:サンゲツHPより

実は、サンゲツは2021年9月にも製品の価格を13~18%値上げしていて、半年ほどでまた値上げせざるを得ない状況になっています。サンゲツは1953年の創業以来、今回を含めて6回しか値上げをしていないメーカーですので、これはかなり異例の事態と言えるでしょう。

先日お伝えしたシステムキッチン、給湯器、その他にも木材やコンクリートなど、住宅系資材・商材メーカーの価格にも大きな影響が出ています。

これまで、海外の工場の電力不足などにより、半導体不足、樹脂の供給が追い付かないことなどで、新車がなかなか納車されないなどの事態が起きていますね。聞いた話ではトヨタの人気車種ランドクルーザーの新車の納品が1年以上待つ、なんてこともあるようです。

日経XTECHの情報によると、原料価格の高騰や物流コストが高騰だけではなく、内装業界で続いた低価格競争なども慢性的な課題となっているようです。業界全体の価格のあり方なども今後見直される可能性が出てくるのではないでしょうか。

今後も、リフォームや住宅関連の資材の価格の値上げが続きそうな展望となっています。

もしも、近いうちにリフォームをお考えの方は、いざという時に、資材が調達されない、資材の価格がものすごく高くなってしまった、などの可能性もなきにしもあらずです。

そのことも見据えて計画をされるのが良いのではないかと思います。

フェイスブック

一覧ページに戻る