風通しを良くするサッシ・網戸・窓辺の工夫

こんにちは、加藤工務店です。

気候の良いこの季節。窓を開けて過ごす日も多くなってきたのではないでしょうか?

家は、風を通して換気をすることで熱や湿気を排出し、大切な住まいをカビなどから守り、長持ちさせるのに大切だという事は皆さんもご存知だと思います。ですが、家のつくりや周辺環境などによってはうまい具合に風が入らない、また窓を開けておくのは防犯面でも心配という方もいらっしゃるとことでしょう。

今回は、上手に風を取り入れる「窓」「サッシ」などについてお話していきたいと思います。

家に新鮮な空気を取り入れる、開口部の換気のコツ

換気を効率的に行うためには、風の入口と出口をつくること。1つだけ窓を開けるより、複数の窓を開けることで風の通り抜ける道ができ、家全体に空気が行き渡りやすくなります。

特に、風向きに対して直角方向にある窓を開けるのが効果的ですが、引き違い窓だったり、窓のすぐ前に隣の建物の壁などがあったりすると風は入って来づらくなってしまいます。

そんな時は、窓の外側にL字型のひさしを付けることで風を取り込む効果が高くなります。自分でも作ることもできますが、スタイリッシュなデザインの窓専用のL字状型ひさしなどのサッシも販売しており、リフォームで取付けもできます。

画像引用:YKKapHP「キューブシェード」

また、採光用の開かないFIX窓や、一般的な窓に使われている引き違い窓などを、風を取り込む効果の高いウインドキャッチ連窓縦すべり窓に換えて風の通り道を確保するという方法もあります。

画像引用:LIXIL HP「お部屋に合わせた窓選び」

その他にも、最近では通風・防虫・眺望性が高い、細い糸の網戸や、玄関ドア専用網戸なども登場しています。

画像引用:YKKap HP「ドアリモ玄関ドアD30」

また、通風ができるタイプの玄関ドアもあり、施錠したままでも玄関の換気を行うことができます。においが気になりがちな玄関が換気できるのはうれしいですね。また、暗くなりがちな玄関周りを明るくするというメリットも付いてきます。

画像引用:YKKap HP「ドアリモ玄関ドアD30」

窓を開けっぱなしにしておくのが心配、という方には閉めていてもしっかり風を通しつつ、視線を遮ることができるルーバー(目隠し)タイプのサッシもありますので、ご家庭にあった風の通り道をつくる方法を見つけてみてくださいね。

いかがでしたでしょうか?効果的な換気のための窓やサッシまわりについてご紹介してきました。風通しを良くして、カビやダニ、嫌なにおいなどを防ぎ、住まいも心も快適に過ごしていきたいですね。まずは、住まいの風の通り道が確保できているかどうかをチェックすることから始めてみてくださいね。

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