知って得する!リフォーム豆知識

火災を防ごう!今からできる対策とリフォーム

こんにちは、加藤工務店です。

最近は雨が降ることが少なく、晴れが多いのは活動するのに良いのですが、空気の乾燥による火災の多さが気になるところです。

実際に最近、火災のニュースを目にすることが増えました。先日のYahoo!ニュースによると、平塚市では2024年の火災・救急・救助の件数が3年連続で過去最高を更新する1万7288件もあったそうです。川崎市も火災件数は10年間で最も多いとのこと。気をつけていきたいですね。

今回は火災を少しでも減らせるような日々の対策と火災に強いリフォームについてお届けしていきたいと思います。

すぐにできる火災対策とは?

火災を起こさないために、日ごろから気をつけていきたいことについてまとめてみました。

ほんの少しの意識から、大きな火災を防ぐことができるので、ぜひチェックしてみてください。

【家の中編】

・コンロを使う時は火のそばを離れない、コンロはまめに清掃を

・コンロやストーブの周りに燃えやすいものを置かない

・コンセントまわりは埃を払い、不必要なプラグは抜いておく。タコ足配線はしない

・寝たばこをしない、させない

・出かける前、寝る前に必ず火元をチェックする

・整理整頓・掃除は定期的に行う

・コンロやストーブは消し忘れ機能や誤作動を防ぐ安全装置が備わっている製品を選ぶ

・消火器などを各階に常備しておく

・火災保険への加入・見直しを行う

・住宅用の火災報知器の設置と定期的な点検・交換をする

 

2006年以降に建てられた新築住宅には火災報知器の設置が義務付けられていますが、それ以前に建てられた住宅にも取り付けて火災対策をしましょう!

 

【家の外編】

・家の周りに段ボールや古布、灯油など燃えやすいものを置かない

・放火や防犯対策でセンサーライトの設置や、セキュリティシステムの導入を検討する

・雨水貯留タンクを設置する

・火災時に自動で消火剤が出る住宅用自動消火器などを設置する

・日頃から避難経路の確認を行っておく

・避難器具のそばやマンションなどの隣家との間仕切りにものを置かない

・地域の防災訓練などに参加して地域の連携を深める

 

ちなみにですが、庭の生け垣があると、何もない場合よりも延焼を防ぐ働きがあるそうです。緑も火災予防に役立つということも覚えておくと良いですね!

 

火災対策のリフォームとは?

※画像はイメージです

【住宅設備】

・IHクッキングヒーターなど、火を使わない設備に変更する

・安全装置付きガスコンロに変更する

【内装材】

・耐火性能や防炎性能のある壁紙やカーテンを使用する

・下地材に不燃材料や準不燃材料を使用する

・軒下材は耐火性能のあるものを使用する

【外壁塗装】

・木材や可燃性の外壁に防火塗料を塗布する

・セラミック外壁やガラス繊維強化コンクリートなどの耐火性の高い外壁材を使用する

・レンガや石材・タイル・サイディングなどの耐火性の高い外壁材を使用する

・防火性能の高い屋根材を使用する

【窓ガラスのリフォーム】

・熱や風に強い二重窓にする、防火性能の高い窓ガラスに交換する

 

もしも火事になった時は火が小さい時は簡易消火器などで鎮火をすることも重要ですが、何よりも落ち着いて行動することが求められます。いざという時に慌てないためにも、火事を起こさないためには、日ごろからのシュミレーションや準備で備えておきましょう!

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2025年の建築基準法の改正でリフォームはどう変わる?

こんにちは、加藤工務店です。

新年あけましておめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は2025年4月から建築基準法が改定されるのですが、その影響は新築に限らず、リフォームにも影響があります。そこで改定によって何がどう変わっていくかをわかりやすく説明します!

2025年の建築基準法改正を実施する背景

建築基準法とは、建物が安全で快適な環境を提供するための法律です。家や建物を建てる際に守らなければならない設計や設備の基準が決められています。

今回この改正が実施される理由は、住宅の安全性をさらに高めるため。特に、過去の地震などで倒壊した家屋の多くが、基準に適合していなかったことから、安全性を確保するために審査を厳格化する必要が出てきました。また、環境への配慮からエネルギー効率の高い住宅づくりが求められているのも理由の一つです。

2025年の「建築基準法改正」のポイント

2025年4月から建築基準法が改正され、家づくりに関する新しいルールが導入されます。この改正でリフォームを考えている人にとっての大きなポイントは以下の2つです。

1. 省エネ基準適合の義務化

新築住宅や一部の増改築工事において、断熱性能やエネルギー効率の良い設備を使うことが求められます。

設計者による書類作成や審査費用が生じるため、ある程度の建設費上昇が見込まれますが、ただし、今回の改定による義務化の基準はそこまで高くはありません。

  1. 2. 4号特例の廃止

これまで木造2階建て住宅(=4号建築物)などに対して適用されていた一部の審査が省略される特例が廃止され、審査が厳しくなります。

この特例を逆手に取り、基準に満たない住宅にも審査が下りてきた、という背景があったため、特例の廃止はそれを防ぐ目的もあります。

2025年4月からこの特例が廃止され、図面などが正確に審査されることになります。

※ただし、平屋かつ200㎡以下(構造問わず)の住宅等に関しては今まで通りに特例が認められます。

2025年の建築基準法改正がリフォームに与える影響は?

ではこの改正ではどのような影響があるか、メリット・デメリットについても見ていきましょう。

メリット

住宅の安全性が向上する

特に耐震性がこれまでよりきちんと確認されるようになります。

ただし、建築基準法で定める耐震基準(耐震等級1)をクリアするだけで、その上の耐震等級2や3の水準を求めるものではないため、構造審査が厳しくなっても住宅の耐震性が大幅にアップするということではないので注意が必要です。

環境に優しい住宅が増える

省エネ性能が高くなり、エネルギー消費が削減されます。省エネ仕様の設備や断熱材は高価なことが多いため、初期投資が必要になりますが、将来的には光熱費の削減につながるメリットがあります。

デメリット

建築確認申請の手間が増える可能性がある

リフォームをする際に、建築確認申請が必要となる場合があります。特に大規模なリノベーションや増築工事では、現行法に適合しなければならないため、申請の手間が増大します。

リフォームのコストが増える可能性がある

新しい基準に適合するための設計図作成や審査費用が増えるため、リフォームの全体的なコストが上がることが考えられます。また、省エネ仕様に対応するための設備導入も費用増加の原因になります。確認申請の実施のみで20万円前後の費用が発生します。
また、現行法に適用するために追加で工事が必要になる場合も考えられます。

工期に今までよりも時間を要すことも考えられる

申請の手間が増えるということは、契約から着工までの期間もそれだけ必要になるということになります。また、改正前に需要が高まり、さらに時間を要す可能性もあります。

具体的にはどんな影響がある?

では次に、主なリフォームなどで考えられる影響について解説していきます。

リノベーション

【確認申請】

・階段の位置変更などは確認申請が必要

・外壁の過半以上の改修も確認申請が必要

など、リノベーションの規模により確認申請が必要となる場合があります。

増築工事

【確認申請】

・増改築の場合は工事部分のみ省エネ基準に適合させる必要がある

・10㎡以上の増築は確認申請が必要(準防火地域除く)

・1981年6月以前の旧耐震の建物の増築は難易度が高い

・特例廃止により、確認申請不明の住宅への増築は不可能になる可能性がある

・都市計画区域外で確認申請無しで建てられた住宅などの大規模リノベーション、増築に関しては審査厳格化となり、難易度が高い

まとめ

それぞれの工事はケースバイケースでもあるため、最終的には行政庁の判断が必要となります。また、2025年4月以前に確認申請が下りた場合でも、着工が4月以降なら改正法が適用されます。上記で難易度が高い住宅の場合は法改正後の制度に沿い、リフォームができない場合がありますのでご注意ください。

今後、国交省などより内容の変更などが生じる場合もありますので引き続き動向には注目していく必要がありますね。ご不明な点等ございましたらお尋ねください。

 

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

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水回りのお掃除が楽になるリフォーム、あります!【年末年始の営業のお知らせ】

こんにちは、加藤工務店です。

年の瀬となってまいりましたが、今年こそは早めに大掃除を済ませて年末はゆっくり過ごしたいと思っている方も多いのではないでしょうか?そうは言っても寒い時期の大掃除はなかなかはかどりませんよね。今回は、毎年の大掃除を少しでも楽にできるようなリフォームについてお届けしたいと思います。

先進の住宅設備は汚れに強くお手入れ簡単!

キッチン編

キッチンの中でもガスコンロのお掃除は大変ですよね。最近は表面がガラスでできているコンロや、IHクッキングヒーターなど、表面に凹凸がなく、さっと拭くだけでキレイを保てる製品が多く登場しています。

また、気が重くなりがちな換気扇の掃除も、最近はファンやフードに油汚れがほとんど溜まらない素材や形状のものもあります。

LIXILの「よごれんフード」などもフッ素塗装が施され、フラットな設計で汚れが付きにくく、ラクラク拭き掃除でOK!というものも。また、普段のお料理も、調理の状況を検知して風量を自動的に調節してくれる機能が搭載された換気扇もあります。

ほかにも、作業台・シンク・キャビネットもオールステンレスで、熱や汚れ、水に強く、日ごろのお手入れも楽にできるタイプも増えています。

また、炒め物や揚げ物などで空気中に散った油分が床に落ちで、知らないうちに床にもべとつきや黄ばみが付着しやすい床も、油汚れや耐水性の高い素材を設置しておくことで、複だけで清潔な状態をキープできるというものもあるので、部分的に採用することでお掃除が楽になりますね。

トイレ編

トイレもホコリや汚れが溜まりにくい素材やフラットな形状のものがあり、嫌なこびりつき起きにくいタイプも増えています。

ほかにも、便器を壁に設置するフローティングデザインを採用したトイレは、トイレの床掃除がぐっと楽に。タンクレスの便器はお掃除をする面積が減るだけでなく、トイレの空間を広く使えるというメリットもあります。

TOTOでは、同社独自の加工技術「セフィオンテクト」を採用した便器などもあり、陶器の表面の細かい凹凸をできるだけなくして滑らかな状態を持続させ、汚れを付きにくくするものもあるのでお掃除の負担が減りそうですね。

浴室編

お風呂の掃除も驚くような機能が搭載されている製品が登場しています。洗剤を入れてスイッチを入れておくと自動的に洗浄してくれる浴槽や、シャワーをかけるだけで皮脂汚れが落ちる加工がされた浴槽もあります。

床も乾きやすく、汚れが溜まりにくい加工をした素材もあります。TOTOの「ほっカラリ床」はカラリと乾く速乾性のある床材で湿気を抑え、清潔な状態を保つほかにも、断熱性に富んだ滑りにくい床で、冬場の浴室でも底冷えしにくいという特徴があり、お掃除だけでなく安全面やで快適性にも富んだ床材です。

まとめ

このように、先進の設備は汚れに強く、お手入れが簡単になっているものが増えているので、リフォームの際に交換しておくと、日々のお手入れや年末の大掃除の負担が軽減できます。

どの商品も、生活をしていて汚れが全くつかない、というわけではありませんが、日ごろの汚れが溜まりにくい分、掃除の頻度が減り、洗剤を使わずにさっと拭くだけで解決する場合もあるので、リフォームの際にはそのようなポイントもチェックしてみてはいかがでしょうか?

ご予算に合わせてご提案いたしますのでお気軽にご相談くださいね!

 

年末年始の営業のお知らせ

そして、年末年始の営業のお知らせもこちらでご案内させていただきます。

2024年は12/28(土)まで営業致します。

新年は1/6(月)より営業となります。

今年も1年間、ブログをお読みいただきありがとうございます。

2025年も皆様に役立つ情報をご提供していきたいと思います。
どうぞ、来たる新年が皆様にとって良い1年でありますように。

2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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【価格改定ニュース】LIXILの住宅設備が4月に値上げ!リフォームをお考えの方、お早めに!

こんにちは、加藤工務店です。

早いもので師走…この前暑い夏が続くなと思いきや、気づいたら厚手の上着を着ているとは、時間の流れの速さに驚いてしまいます。さて、今回はタイトルの通り、住宅設備の大手LIXILが一部の建材や住宅設備機器の値上げを先日発表しました。

今回はこのニュースにまつわる話題をご提供していきたいと思います!

LIXILの値上げ改定・平均値上げ幅最大40%へ

リフォーム産業新聞の11月20日のニュースによると、LIXILの一部の住宅用建材・設備のメーカー希望価格を値上げすると発表がありました。

商品ごとの価格改定率は以下の通りです。

住宅サッシ・玄関ドア   3~12%

エクステリア   5~15%(平均8%程度)

ビル・フロント・マンションドア   1~6%程度

トイレ   1~167%(平均23%程度)

水栓金具   3~53%(平均8%程度)

浴室   1~91%(平均6%程度)

キッチン   2~34%(平均6%程度)

洗面   2~156%(平均40%程度)

 

特に洗面(平均40%程度)、トイレ(平均23%程度)などの値上げ幅が大きいです!

この改定は、「原材料、購入資材、部品、物流費などの高騰に対し、企業努力のみで対応することが困難」が原因とされています。

出典:リフォーム産業新聞 2024年11月20日

価格改定は2025年4月1日受注分より…ですが

今回は来年4月からの実施予定となります。3月末までの受注分は現行価格となりますが、年度末は一般的にリフォームの需要が増える時期でもあり、駆け込み需要が予想されます。

 

今後も他のメーカーも値上げをする可能性も

この8月には衛生陶器やウオシュレットを製造・販売しているTOTOが、12月にもカーテンなどで有名なサンゲツが床材や壁装材などを中心に10~15%の値上げとなり、ここ数年で段階的に価格改定をしているメーカーが増えています。

現在いろいろな物価が上がっている中で、やはり業界も苦渋の決断を下した形になりますが、まだ今後もしばらくこのような形で値上げとなるメーカーも出てくるのではないかと予測されます。

食品などでも値上げが多くて「住宅もか…」とぼやきたくなるお気持ち、お察しします。

私共も、大変心苦しい心境です。

もし、4月以降にリフォームをお考えの方はお早めに検討いただくことをおすすめします!

また、値上げ情報等、お客さまにとって有益な情報をご提供できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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成功するリフォーム・失敗するリフォーム

こんにちは、加藤工務店です。

急に寒くなってきましたね!秋は短く、いよいよ冬も本番。皆さま風邪など召されていませんでしょうか?今回は、「成功するリフォーム・失敗するリフォーム」と題して、リフォームの際にぜひ気をつけていただきたいポイントについてご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

成功と失敗を分けるカギその1「どこをどうしたいかの目的が明確」!

快適に過ごすためにお金をかけて行うリフォーム…だからこそ失敗したくないですよね。

成功しているリフォームの多くは「どこをどうしたい」という目的が明確になっているという共通点があります。

例えば、広い部屋を子ども部屋用として分割するリフォームの場合、勉強机の位置や本棚の場所や大きさをあらかじめイメージしておく、またお風呂場のリフォームなどでは、老朽化した浴槽を変えるだけでなく、寒さ対策や結露ができないようにしたい、などできるだけリアルな生活をイメージしておくことが成功につながるポイントになります。

成功と失敗を分けるカギその2「優先順位をつけて必要度の高いところから行う」

これは、予算内でリフォームをするのに大切なポイントです。家全体をリフォームするときなどは、あれもこれもとやっていると、見積もりを見て予算を大幅にオーバーしてしまうこともあります。家全体をリフォームする場合でも、トイレとお風呂は納得がいくようにリフォームをする、など暮らしの中で改善したい部分の優先順位をつけていくと良いでしょう。

ここをチェック!成功リフォームのポイント

では、どんな点が成功につながるかを見ていきましょう!

・コンセントの数と位置が適切だった

→コンセントの数と位置で生活の快適さは大きく変わります。今は携帯電話の充電やパソコン機器、キッチン家電など、コンセントプラグは一昔前よりも多めに使用することが多いので、コンセントプラグの配置は要チェックです!

・収納スペースを多めにとる

→お部屋スペースを広く確保したとしても、家具や収納を置くと狭く感じることも。あらかじめ収納スペースを広めにとることで、お部屋がすっきり広々使えます!

・生活動線を意識したリフォーム

→水回りから遠いベランダなどに水栓をつけたらガーデニングや掃除の時にバケツを持って行き来する手間が省けるなどのメリットも。また、インターホンや、電話、床暖房、給湯器などの壁面リモコンの位置が便利でちょうどよい場所にあることで、快適さが格段にアップしますよ。

・キッチンやトイレなど、設備はサイズ感をチェックしておく

→新しく導入したい設備が思っていたより大きくて空間が今まで以上に狭く感じる、設置後に微妙な隙間ができる…ということにならないために事前のサイズ感チェックは重要です。

失敗しないリフォームにするには、どうしたらいい?

・「本当に我が家に必要か?」という点をしっかり見極めることが大切です。

→今は食洗器・床暖房・オール電化・太陽光発電など、今はとても優れた設備があり、私たちの生活のクオリティを格段に上げてくれるものが増えています。それを活用して快適な毎日が過ごせるシーンが想像できれば、ぜひとも投入すべきですが、使うかどうかわからないけれど、流行っているから、という理由で設置するのは失敗につながりやすくなりますのでご注意を。

・壁紙や外壁の色味はできるだけ広い面積のサンプルで検討する

→壁紙や外壁は失敗しやすいリフォームのひとつ。見本だけだと意外とイメージは湧きにくいので、実際に使われているものを見るのが一番ですが、なかなかそうもいかないもの。見本のような小さいものは実際大きな面で貼ると薄く見えがちになるので、選ぶ際はサンプルの時点で自分のイメージより1トーン暗めのものを選び、大き目のサンプルを使って検討するのがおすすめです。

・ランニングコスト計算もしっかり!

最近の設備は、省エネに優れた商品が多くあります。ですが、何事においても初期費用や利用頻度、メンテナンスの方法なども併せて検討していきましょう。暖房なども、器具を設置する手段もありますが、二重窓にするという方法など別の視点で検討するなども良いでしょう。住まいのプロにいろいろ訪ねてくださいね!

 

いかがでしたでしょうか?成功のポイント、失敗しないポイントなどをお伝えしてきました。大切なお住まいをリフォームする時は、技術力が高く、信頼できる業者に、しっかり相談すること、そして見積もりをして検討することが何よりも大事です。私達、加藤工務店も、皆様に後悔のないリフォームのためにお力になれればと思います!

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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気をつけて!「給湯器の点検」トラブル急増中

こんにちは、加藤工務店です。

暑さが続いていたせいか、気持ちの良い秋の季節が短く感じる今日この頃ですね。朝や夜に水道を使う時に温かいお湯が出るとありがたく感じることが増えてきました。水をお湯に温めて供給する給湯器の出番が増えるこの季節、実は電話や無料点検などで修理を持ちかけてくる業者とのトラブルが増えているんです。今回はその手口や注意点などについてまとめてみました!

「給湯器の点検」で70歳以上の高齢者を中心にトラブル増!

独立行政法人国民生活センターが今年2024年2月に発表した情報によると、「給湯器の点検商法」による2023年度の相談件数は2022年度に比べて約3倍と急増していて、HPでは注意喚起が呼びかけられています。

では実際にどのようなトラブルなのかを独立行政法人国民生活センターの情報をもとに見ていきましょう。

 

給湯器トラブルの相談事例

国民生活センターに寄せられたトラブルはこのような例です。

□ガス会社だと思い点検を依頼し給湯器交換の契約をしたが、高額だった

□自治体から委託されたという業者の点検後に温水器の交換が必要と言われた

□今なら割引できると言われ契約したが、不審に思ったので解約したい

□無料点検と言われ依頼したが、新しい給湯器への交換を勧められて契約したので解約したい

 

このように、電話や訪問で給湯器の点検を持ちかけられる例や、点検後に「このままでは壊れる」などと不安にさせる例、また、「今契約すれば割引する」などと契約を急がせたりする例もあります。

 

契約しているガス会社を装ったり、自治体の依頼を受けていると嘘をついたりして無料点検に応じさせるケースも多いようです。給湯器の知識など一般の方はあまりないため、不安をあおって交換をさせようとすることもあるそうです。

特に、70代以上の高齢の方のお住まいで多いようなので、ご注意くださいね!

 

もし怪しいな…と思ったら

・電話や訪問で点検を持ち掛ける業者には安易に点検をさせない

・点検を断る連絡ができず訪問された場合にはインターホン越しに点検を断りましょう

・その場では契約せず、身内に相談したり、信頼できる業者などにも価格などを確認したりするなど、十分に比較・検討しましょう

 

クーリング・オフなどができる場合もありますので、少しでも怪しいな、不安だなと思った場合はすぐに消費者センターなどにも相談しましょう!

 

★消費者ホットライン「188(いやや!)」番

最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

 

心配な時は私共も相談に乗ります

実はお客さまからも私共のところに相談があったばかりで、被害に遭う寸前で連絡をいただけたので本当に良かったです!

ちなみに、住まいの状況や交換する設備により異なりますが、一般的には給湯器交換の工事費用は15万~25万円程度が多いです。

ちょっと怪しげな業者が来たな…と思ったときは身内の皆さんでご相談や、私共のところに「こんな風に言われているんだけど…」とお気軽にご相談ください。

加藤工務店ではしっかりとしたご説明やお見積りをさせていただきますので、ご安心くださいね!

 

また、今ごろ色々な詐欺グループが業者を装い、ご家庭を訪問して下見をしているようなニュースも聞こえてきますので、皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。

 

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床暖房でぬくぬく&クリーン空間

こんにちは、加藤工務店です。日中暑いと思う日があったものの、ここへきてとても過ごしやすい気候になってきました。夜にはちょっと肌寒いかな?と思い始めるのもこの時期ですね。そろそろ暖房の準備をしなければと考える方も多いのではないでしょうか?そんな今回は、知っているようで知らない床暖房の知識をお伝えしていきたいと思います。

検討している方はぜひ参考になさってくださいね。

床暖房で解決できることはこんなにあります!

寒い日には暖房は欠かせませんが、こたつは足しか温まらないし、石油ストーブは換気が必要なうえ、場所を取るし、給油が大変だなと思うことはありませんか?また、エアコンは空気が乾燥しやすいほか、室内の上部ばかりが温まり、頭がぼーっとしてきたり、温まりにくく送風がホコリっぽくなったりしますよね。

床暖房はこれらのお悩みを一挙解決してくれる冬の救世主なんです!

□お部屋がすっきりして、掃除もしやすい

□面倒な給油やお手入れが不要

□足元からじんわり温め、部屋全体が均一にポカポカしてくるから空間が心地よい

□温風が出ない&湿度も下がらないから空気が乾燥せず、のどやお肌に優しい

□タイマーを活用すれば待ち時間ゼロ!朝からお部屋が暖かい

まだまだ、お悩み解決の要素はこれだけではありません!

もっと知りたい!床暖房のすごいところ

ではさらに切り込んで床暖房のすごいところをQ&A形式でご紹介していきましょう。

 

Q.床暖房だけで本当に温かいの?

A.部屋床面積の約6-7割を敷きつめることで主暖房として使用できます

 

Q.床暖房の寿命は何年くらい?

A.正しい使い方であれば30年以上使用できます

 

Q.低温やけどの心配はないの?

A.低温やけどは45度で3時間熱し続けるとなると言われていますが、温水式であれば、40度以上の温度に上がることはないため、低温やけどの心配を軽減します。電気式は高温になるので低温やけどのリスクがあります。

 

Q.水が床にこぼれても故障しない?

A.暖房設備そのものに大きな影響はありません

 

Q.ピアノや家具などを置いても平気なの?

A.床暖房対応のものフローリングを使用すれば大きな影響はありません

 

Q.床暖房の上にカーペットやラグを敷いてもいいの?

A.むしろ敷かない方が効果的です!

 

床暖房の「電気式」と「温水式」はどう違う?

実は、床暖房には大きく分けて2つの種類があります。

一つは、ガスや電気でお湯を作って床のパネルに循環させて温める「温水式床暖房」です。

電気式に比べてランニングコストが低く、温度ムラがないので広い部屋で使いたい人におすすめです。

 

一方、床のパネルに組み込まれた温熱帯で温めるのが「電気式床暖房」

ランニングコストは温水式より割高ですが、一部屋だけなど一部分だけ床暖房にしたい場合におすすめです。

 

その他に、電気式と温水式の違いなどを一覧表にしてみました。

 

電気式

温水式

初期費用

〇安い

△高い

ランニングコスト

△高い

〇安い

一部分だけの設置

〇可能

△不可

温まりの立ち上がり

△遅い

〇比較的早い

温度調節

〇簡単

△やや難しい

省エネ効果

△低い

〇高い

温度ムラ

△あり

〇なし

接触面

△低温やけどのおそれあり

〇低温やけどの心配は低い

 

それぞれメリット・デメリットを見ながら、ご家庭に合った床暖房のタイプを見つけてみてくださいね。

 

床暖房ユーザーに聞いた「おすすめVOICE」

・素足で過ごしても温かい

・結露もせず、換気がいらないので快適です

・ほかの暖房器具は使用していません

・冷え性の人におすすめ!

・切った後でも温かさが維持できるのが◎

・空気が乾燥しない

・小さな子どもや犬がいても安全です

 

などなど、床暖房のいいところをたくさん紹介してみました。

リフォーム費用は電気式の方が安い傾向があり、約60~80万円、温水式は約80~100万円が目安となります。
※種類や設置する範囲・状況によって異なります

もちろん、エアコンやこたつなどの暖房に比較すると初期費用は掛かってしまいますし、短時間の使用には向いていないという面もありますが、生活の質を上げたいという方には一考の価値がある床暖房。ぜひ興味のある方はどんな小さなことでもお尋ねください!

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お庭&ベランダを第2のリビング化作戦

ようやく秋らしくなってきた今日この頃。いつもゆっくり過ごしたい我が家、過ごしやすくなってきたこの秋は、お庭やベランダ、テラスを活用して開放的な空間として利用してみてはいかがでしょうか?

テレワークなども定着している方も多く、リビングも手狭に感じることもあるかもしれません。たまには外の空気を感じられるくつろぎのスペースにされる方も増えています。

今回は「お庭&ベランダを第2のリビング化作戦」と題してお届けします。

人工木タイプでお手入れ簡単!ウッドデッキスペース

画像出典:LIXIL「樹ら楽ステージ」

リビングの掃き出し口から靴を履き替えずにそのままフラットに続くウッドデッキは、気軽にお庭にも出れて、リビングの延長の感覚で使えると根強い人気です。

 

「ウッドデッキは経年劣化で塗りなおしが必要になるし、ささくれができて使いにくくなるのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、そんな時には「人工木」がおすすめです。

人工木のデッキ素材は木粉と樹脂で作られていて、天然木のような質感や温かいイメージを再現しつつも、耐久性も高く劣化しにくいので防腐剤の塗りなおしやシロアリ対策も不要。ささくれなどができにくい滑らかがあるため、小さなお子さんやペットにも安心です。

 

汚れた場所はさっと拭くだけでOK!汚れを気にせずに遊べて、食事なども思い切り楽しめます。

画像出典:LIXIL「樹ら楽ステージ」

リクシルの「樹ら楽ステージ」のデッキは太陽光線を反射して、昇温抑制効果のある特殊タイプの顔料を使用していて、夏場などの表面温度の極端な上昇を抑えてくれるほか、反りにくい材質を使用し、表面にねじが見えない施工方法で見た目もすっきり。デッキ表面に傷がつてしまっても、補修も簡単なのでおすすめです。

 

また、ベランダ用のウッドデッキパネルもあるので、お庭だけではなく、ベランダも手軽にウッディな空間に早変わり!グリーンを置いても水やりなども気軽にできるのでガーデニングも楽しめます。

 

オーニング・屋根やフェンスで家族だけのプライバシー空間に

画像出典:LIXIL「彩風(あやかぜ)」

屋根をつけることで、ちょっとした雨風もしのげて、強い日差しや紫外線をやわらげることができるので、活用機会もぐんとアップ。洗濯物なども急な雨を心配せずとも安心して干すことができますし、上層階からの視線なども遮ることができます。

また、目隠し用のフェンスで囲むことでプライバシー性もアップ。屋外専用のガーデン家具を置くことでくつろぎのスペースのでき上がり。

画像出典:LIXIL「樹ら楽ステージ」

ガーデン用家具は撥水や防水に富み、耐久性が強く、おしゃれなデザインもいろいろ出ています。お好みのテイストのものを見つけて、ぜひ心地よい風を感じながら、ほっと一息できるコーヒータイムを楽しんでみてはいかがでしょうか?また、ハンモックなども置けばお昼寝や読書も楽しめそうですね。

水栓、電源、暖房器具を設置するとさらに便利に

※画像はイメージです

お庭やバルコニーにはコンセントがあると便利。照明や調理器具、屋外用の掃除機など、室内から延長コードを引っ張ってくるよりも断然便利です。

水栓も同様で、手洗い、洗い物、掃除、グリーンの水やりなどにも大活躍間違いなし。

※画像はイメージです

また、屋外用の暖房器具もガスストーブ、石油ストーブ、電気ヒーターなどスタイリッシュなものも多数登場しています。床置き、天井壁掛け、持ち運び可能なものから、大型で温めるパワーの強いものまでサイズも豊富です。キャンプ用品などから見つける方法もありますし、種類によってはレンタル製品もあるので、購入前に試すという方法もあります。ご自宅の雰囲気に合うものを見つけてみてくださいね。

※画像はイメージです

 

いかがでしたでしょうか?今回は屋外のスペースを快適な空間にするアイディアをお届けしてきました。朝の爽やかなひと時や、日中の仕事や家事の合間の時間、秋の夜長の団らんタイムをいつもとちょっと違った我が家の空間で楽しんでみてくださいね。きっと新しい我が家の過ごし方が発見できることでしょう。デッキや屋根、水栓や電源の設置など、各種ご艇案致しますのでお気軽にご相談ください。

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大雨・豪雨による水害への備えとリフォーム対策

こんにちは、加藤工務店です。

先日の能登の豪雨など、今年の8月、9月は記録的な大雨による水害に見舞われた地域も多かったですね。災害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。平塚市も2024年9月の台風10号による豪雨で河川が氾濫し、住宅の床上浸水や、道路が冠水したエリアもありましたので、とても他人ごとではありません。これからは台風シーズンでもあるため、豪雨による被害をできるだけ少なくするための日頃の対策や、リフォームで備える方法などをご紹介していきます。

 

備えその1・水害のパターンを知っておこう

 

「水害」とは、大雨や台風などによっておこる災害のことを指しますが、

水害は大きく2つに分けることができます。

 

河川の氾濫による「外水氾濫」

※画像はイメージです

大雨・豪雨によって河川が氾濫し、住宅や農業用地などに浸水することを「外水氾濫」と言います。川や水路などに近いエリアが短時間で浸水するなどの被害を引き起こします。

家屋の全壊・半壊や人的被害のほとんどが外水氾濫に該当します。

 

雨水が処理しきれずにあふれ出す「内水氾濫」

※画像はイメージです

河川などの氾濫による「外水氾濫」とは異なり、降った雨が下水管・排水設備などで処理しきれずにあふれ出してしまうことを「内水氾濫」と言います。

 

アスファルトやコンクリートで覆われた道路は、雨水が地面に浸透しにくいため、短時間での降水量が多いと下水の処理が追い付かず、内水氾濫が発生しやすくなります。内水氾濫は道路のアンダーパス、地下街、地下の駅構内などの都心部で発生しやすくなります。

 

備えその2・日頃からできる水害対策は?

昨今の雨では短時間でかなりの降水量となりますので、油断は禁物!できる時にしっかりと対策をして水害に備えましょう。

 

住宅の周囲を安全チェック

□雨戸がきちんと閉まるか

□外壁にひび割れはないか

□サッシのがたつきやゆがみ、窓ガラスのひび割れや隙間はないか

□屋根材にひび割れ、劣化がないか

□雨どいや排水溝に落ち葉や泥などが溜まっていないか

雨戸や外壁、サッシ・窓はセルフチェックが可能ですが、屋根や雨どい、排水溝などは自分ではチェックできない場合もありますよね。そんな時は信頼できる業者に相談しましょう。

 

ハザードマップで自宅周辺の状況を確認する

お住まいの自治体のHPが公開しているハザードマップを必ず確認しておくことも大切です。

□自宅周辺はどこが浸水しやすいか

□自宅エリアの避難場所はどこか

 

いざという時は、携帯電話が使えず連絡が取れない場合も想定して、日ごろから避難ルートや場所についても家族で話し合っておきましょう。

 

土のうや水のうを準備しておく

ハザードマップを確認したら、土のうや水のうを準備しましょう。最近では土砂不要の水で膨らむ使い切りタイプの土のうなど、様々な種類が登場しています。どこにどのくらい積めばよいかを想定して必要な個数を準備しましょう。ブルーシートとの併用で止水効果がアップするのでブルーシートも準備しておくとよいでしょう。

 

非常用品も準備

水害だけではなく、地震や落雷時などの災害でも活躍する非常用品。家族分の量を準備しておきましょう。

□水と食料

□医薬品

□懐中電灯

□カセットコンロ・ボンベ

 

地震などの災害時では、ライフラインの復旧目標に数は電気で6日と言われています。この期間をしのげるように準備しておけば水害だけでなくほかの災害でも役に立ちます。非常用品は、水害を受けにくい場所に保管しておくことも大切ですね!預金通帳、印鑑などもすぐに持ち出せる場所や安全な場所に格納しておきましょう。

 

備えその3・水害対策に有効なリフォームにはどんなものがある?

では、実際にリフォームで水害に備える方法を見ていきましょう。

雨戸を強固なものにチェンジ

台風などの場合、強風による飛来物で窓ガラスが割れ、家の中に飛び散ったガラスの破片で怪我をしたり、水浸しになって大切な家電が故障してしまったり、という話も聞きます。そして何よりも後始末が大変ですね。そこでまず役に立つのが、雨戸です。雨戸は後付けも可能ですので比較的簡単に設置することが可能です。軽い力で開閉できるタイプや、電動など、種類も様々あります。雨戸を閉めることで、騒音や室内の温度の維持、防犯など、様々な面で役立ちます。

外壁塗装で耐水性を高める

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外壁の塗装は、本来建物の防水や劣化を防ぐためになされています。ですが、10年ほどで劣化したり、ひびが入ったりするので定期的なメンテナンスが必要です。

日頃のチェックで気になると箇所がある場合や、前回の塗装からの年数などを考慮しながら塗り替えをしておくとよいでしょう。外壁は0.3ミリ以上のヒビが生じている場合は早めの対策が必要です。塗料を防水性の高いものに塗り替えるほか、大掛かりなリフォームをする場合は、外壁を防水性が高い壁材に変えるというのも一つの方法です。

屋根材の見直し

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屋根材がはがれると、その下の防水層がダメージを受けて雨漏りをしてしまうことも。屋根の下に防水シート(ルーフィング)を設置することで雨漏りや雨の侵入を防ぐことができます。また、外壁と同様、0.3ミリ以上のヒビが生じている場合は早急な対策が必要です。なかなか屋根は自分ではチェックできないので、外壁塗装などのメンテナンスの際に業種にチェックしてもらうのが良いでしょう。

雨どいを丈夫なものに変更

雨どいは雨水を集めて排水する機能を有するため、大雨に強い住まいにするためには雨どいを変更するのも有効です。雨どいは塩ビ製のものなどもありますが、さびや劣化に強いスチール製のものも登場しています。

 

窓を複層ガラスにする

窓を複層ガラスに切り替えることで、室内と室外が二重にガードされ、内部に水が浸入しにくくなります。また、防音、室内温度の維持、結露の予防など水害以外にも役立ちます。また、窓に軒やひさしを設けると雨の侵入w防ぐだけでなく、外壁や窓そのものの耐久性を高め、住宅の劣化を防ぐ効果もあります。

 

1階と2階のブレーカーを分けておく

停電などになった時に、電力が復旧しても、ブレーカーが故障してしまうと電気を使うことができません。水害のリスクが高い1階とリスクが少ない2階とでわけておくのも有効な対策です。

 

2階で過ごす家にシフトチェンジも

先ほど1階と2階のブレーカーを分けておく、というお話をしましたが、長く過ごすリビングや寝室を2階にレイアウトするというのも万が一浸水被害が起きても安心です。河川に近いエリアや過去に床下浸水があったエリアにお住いの方はそのような対策をしておくのも良いかもしれませんね。

在宅避難ができる住まいに

一昔前までは、被災したら避難所へ、という認識が濃かったのですが、最近では感染症対策やプライバシー確保のために、在宅避難をするという選択肢も考えられるようになってきました。耐震性の高い家屋や貯水タンク、自家発電など災害時に万全の住まいを準備する人も増えています。立て直しや大規模リフォームの際はそのような設備を検討するのも安心につながりますね。

万が一水害になってしまったら

では、最後に水害に遭ってしまったときの心構えについても解説しておきますね。

□まずは落ち着き被害を確認する

□罹災証明のために室外と室内の被害状況を写真等に収めておく

□浸水した場所のコンセントや電源は使わない

□食中毒や病気などの衛生管理にも気をつける

□避難する際にはブレーカーは落としておく

 

また、復旧前は

□電気・水道・ガスなどのライフラインを確認する(ブレーカーが落ちていると漏電の場合も)

□生活再建までの見通しを立てる

□浸水が収まって乾いてきたら床や棚を消毒する

 

いかがでしたでしょうか?日頃からできる水害対策とリフォームについてお話してきました。

これらを思い出していただけたら幸いです。

この記事を読んでいただき、少しでも参考になり、心構えとなれば嬉しく思います。

どうぞ、日ごろからの備えもお忘れなく!

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秋の食卓を楽しむキッチンリフォームポイントは?

こんにちは、加藤工務店です。

夜風に、暑い夏も少しピークを過ぎたかな?と思える日も増えてきました。これから秋にかけて過ごしやすくなってくるといいですね。秋は収穫の季節であり、美味しい食材が豊富になる季節でもあります。そこで今回は、キッチンリフォームをテーマにお届けしたいと思います。清潔感あふれる新しいキッチンで、家族や友人と一緒に秋の食卓を楽しみましょう。

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今どきキッチンはこんなお悩みが解決できる!

せっかくのリフォーム、悩み事や不満は解消したいですよね。最近のキッチン設備は、使い勝手が向上しています。どんな点が向上されているか見てみましょう!

□収納がしきれなくて、モノがあふれてしまうし、出し入れがしにくい

→最近のキッチンは同じ面積でも収納力が高い収納が増えています。LIXILなどでは、細かなところまでポケットなどがある収納で、従来の1.5倍の収納量のものも。

よく使う道具を楽な姿勢で取り出せる工夫や高い位置の収納も、下にスライドして取りやすい位置に移動できるなど、使い勝手が良いものが登場しています。

画像出典:LIXIL 公式HP キッチン編

□食器洗いが大変、手荒れも気になる!

→手洗いよりも衛生的で頑固な汚れもボタン一つで洗ってくれる食洗器。高い水温と強い水圧できれいにすっきり落とせます。しかも手洗いよりも水道代を節約できるというメリットも。静音設計のものもあるので、夜にセットしておけば、あとはおまかせ。朝には食器がピカピカに。

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□ベタベタした手で水栓を触りたくない!

→最近はセンサー付き自動水栓タイプもあるので、蛇口に触れずに水の出し止めも可能です!ハンバーグをこねた手や、泡だらけの手でもさっと水が使えます。

画像出典:LIXIL 公式HP キッチン編

□換気扇、コンロが油でギトギトに。。。

→表面にフッ素などの特殊加工が施されているものや、溝などの少ないデザイン、ディスクに脂が侵入しない換気扇やフードで汚れが溜まりにくいものが登場しています。普段さっと拭き掃除をするだけで、お手入れ簡単、さらに手荒れの心配も減っちゃいますね!

画像出典:LIXIL 公式HP キッチン編

何はともあれ収納とお手入れ問題を解決するのが、ストレスのないキッチンへの第一歩

まだまだ数えきれないほどの魅力的な機能がたくさんある最近のキッチンですが、特にキッチンの収納・お手入れ問題をクリアすることで、調理台なども広々と衛生的に使うことができ、食材の準備や調理、片付けがぐんとスムーズになるので、まずキッチンリフォームの優先で考えるポイントは「収納スペース」「お手入れのしやすさ」と言っても過言ではありません!

キッチンの快適性も追求してみる

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これらの以外にも、床暖房や窓などの換気機能、動線の改善など、快適な環境を整備することで、秋の料理の時間をより快適に過ごすことができます。もともとのキッチンの位置を大胆に変えてみるのも良いでしょう。水回りの配管、導線の工夫などは、多くの施工経験のあるプロに相談してみるのが近道です。

どうもあか抜けない?そんな時は照明で普通のキッチンをおしゃれに変身!

※画像はイメージです

加えて、キッチンの照明も見直してみると良いでしょう。秋の夜は早く暗くなりますので、明るい照明を取り入れることで、調理や片付けがしやすくなります。天井に埋め込むダウンライトや天井からぶら下げるペンダントライトを上手に活用すると、洗練された明るいキッチンになりますよ。

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キッチンリフォームのポイントをいくつかご紹介しましたがいかがだったでしょうか。居心地が良くて、ずっといたくなるキッチンなら、ストレスのない快適な時間が過ごせそうですよね。ぜひ参考にしてみてください。おいしい食事と素敵なキッチンで、これから訪れる秋の食卓を存分に楽しんでくださいね!

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